2021年09月13日

大型事業の進捗状況

 現在、「かもきみの湯」の西側で造成工事が行われています。令和5年4月に供用開始予定の、長年の懸案であった火葬場および付帯公園の建設に係るものです。火葬場は、火葬炉3炉と動物炉1炉を有し、式場も併設し斎場としての機能も備えた施設です。もちろん昔のような煙突はなく、外観も周りの風景に馴染んだ落ち着いた建物となるよう設計されています。この事業を進められるのは、地元のみなさんの多大なご理解とご協力の賜物であり、改めて御礼を申し上げたいと思います。葛城エリアにはこの火葬場の他、ごみ焼却場、し尿処理場など、市民の暮らしに必要不可欠でありながら、設置には地元のご理解が得にくい施設が点在しています。一方、このエリアは悠久の歴史を積み重ねた、御所市を代表する素晴らしい地域でもあります。また、「かもきみの湯」には年間20万人以上の方が訪れてくださり、葛城山と肩を並べる人気スポットとなっています。今後、地元の方々とも相談しながら、市内外からさらに多くの方がこの地域を訪れてくださるようなまちづくりを展開していきたいと思います。
 その他、(仮称)防災市民センターは、市民会館跡地に令和5年末の竣工を目指して実施設計の段階を迎えています。また、JR御所駅西側の開発設計、近鉄御所駅を北へ移転させる設計を本年度中に固めていく予定です。他にも9月議会でご指摘のあった小中学校の適正化、文化財活用施設、JR・近鉄吉野口周辺のまちづくり等、大型懸案事項が山積しています。どの事業も議会や市民のみなさんのご理解ご協力が不可欠であり、今後、慎重かつ具体的に議論を重ねていきたいと考えています。

posted by 東川 裕 at 15:08| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月06日

「寄り添う姿勢」で・・・

 奈良県でも連日3桁のコロナウイルス新規感染者が報告され、病床の占有率の上昇は大きな問題です。
 現在、県内各保健所が新規感染者の対応に追い付かず、また病床や宿泊療養施設の収容能力も追い付かず、自宅待機の感染者が増えることで負のスパイラルに陥ってしまっているようです。
 このような中、奈良県市長会では県に対して、@保健所業務体制の強化 A入院病床及び宿泊療養施設の確保と高度化 B接種ワクチンの安定供給と若年層への接種促進施策 Cウィズコロナ、アフターコロナを踏まえた経済活動振興と推進 等の緊急要望を提出しました。自宅待機者の情報は残念ながら保健所から市町村へ提供されず、各自治体が市内のどの人が困っているのかをなかなか把握出来ない状況で、単身世帯やひとり親家庭、老老世帯で待機者が出ると助けを求めることすら困難な状態に追い込まれます。
 市としては、何とか困っている方の信号を受け取れるように検討し、買い物代行、医薬品の受け取り、パルスオキシメーターの貸し出し等の準備をしていこうと考えています。困っている、不安を抱えている市民に対し、これもやはり「寄り添う姿勢」で向き合いたいと思います。 

posted by 東川 裕 at 13:35| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月23日

若い世代のみなさん ワクチン接種にご協力を

 2020年2月3日のブログで初めて「新型コロナウイルス」の話題にふれてから1年半、以来ほとんど毎回のように感染症対策やワクチンについてお伝えしてきました。最初に新型コロナウイルスのニュースに接した時にこのような状態になることをいったい誰が予測できたでしょう。第5波の急激な感染者の増加は、明らかにこれまでとは様相が異なり、若年層に急激に感染が拡大し、基礎疾患のない方でも重症化するケースが多くなっています。重ねてのお願いですが、一人ひとりの徹底した感染予防と、行動自粛をお願いいたします。また、現段階では唯一の「武器」である、ワクチン接種を積極的に受けていただくことが大切です。本市ではまだ接種枠に余裕があります。特に若い世代のみなさんの接種を進めることが今最も必要とされています。どうか接種を前向きにご検討ください。


 全市民を対象に、1人につき7千円分の御所市地域応援振興券(5千円分の共通券+大型店を除く店舗限定の2千円分の限定券)を配布いたしました。コロナ禍で厳しい状況にある地域経済の活性化と市民の生活支援を目的としています。9月から12月末まで市内の取扱店で使用することができます。また、振興券とあわせて、御所のまちの魅力と取扱店をまとめた冊子「御所巡り」を同封しています。お店の情報はもちろん、御所の豊かな自然や歴史的な魅力をつめこんだ1冊となっていますので、「御所巡り」を片手に、ぜひ御所の地元のお店を訪れてみてください。
 たとえば、お好み焼き店。本市には本当に美味しいお好み焼きのお店がたくさんあります。店ごとに味に特徴があり、地元はもちろん市外のお客さんにも人気です。自慢の味の食べ比べ。きっとヤミツキになるはずです。(振興券の取り扱いをされていないお店もありますのでご注意ください。)
 感染症対策のため、テイクアウトも利用していただきながら、ぜひこの機会に「御所ならではの美味しさや楽しさ、すばらしさ」を再発見していただければと願っています。

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posted by 東川 裕 at 16:30| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月10日

デジタル化推進の波に乗り遅れない施策を

 次年度の国家予算編成に大きな影響を及ぼす「経済財政運営と改革の基本方針2021」いわゆる「骨太方針」が6月に閣議決定されました。新型コロナウイルス感染症への対応の他、「グリーン社会の実現」「官民挙げたデジタル化の加速」「日本全体を元気にする活力ある地方創り」「少子化の克服、子供を産み育てやすい社会の実現」の4つを柱にしています。いずれも本市の課題に共通するものであり、前向きに取り組まなければなりません。
 特に「デジタル化の加速」については、「行政事務のデジタル化(デジタル・ガバメント)」と「地域社会のデジタル化の推進」の2つを表しており、本市では特に後者に注目しています。「高齢化率の高い自治体にはふさわしくない」「まだまだ先のこと」ではなく、「高齢化の進む自治体だからこそ」「今から始めないと自治体格差につながる」という意識で、デジタル活用に不安のある高齢者等への支援の充実を中心として取り組みを進めていきたいと考えています。
 これまで日本社会のデジタル化は世界に遅れを取っていると言われていましたが、近年目を見張るスピードで進化しています。コロナ後の「新しい価値」として中心的役割を果たすことは確実であり、積極的な自治体と及び腰の自治体との格差は10年後に顕著に表れると想像できます。テーマは、教育、防災、観光、高齢対策、農林、商工、広報等々、ほとんどの行政課題に影響します。この度、市役所の若手を中心に横断型のチームを立ち上げました。さまざまな情報に敏感になり、この分野において少なくとも県内では先進的な取り組みを進めたいと考えています。


 新型コロナウイルスのワクチン接種の進捗状況については、多くの市民のみなさんのご協力により、希望されるほとんどの方の予約が完了しております。ただ、予約者の状況を見てみると、若年層の予約率がまだまだ低い傾向にあります。
 昨今の感染状況を見ると、60歳代以上の感染者数が大幅に減少しており、ワクチン接種の効果が現れていると感じます。接種は強制ではありませんが、感染拡大を抑制するためにも、若年層のみなさんに接種について前向きに検討していただければ幸いです。

posted by 東川 裕 at 15:14| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年08月06日

平和の尊さを次の世代へ

 人類初の核兵器である原子爆弾が広島と長崎に投下されてから76年目を迎える今年、国連で核兵器禁止条約が正式に発効しました。この条約の中には、「HIBAKUSHA(ヒバクシャ)」という日本語が刻まれています。このことを、いったいどれだけの日本人が知っているでしょうか。
 世界で唯一の戦争被爆国として、私たち日本人には、核兵器のない平和な世界の実現という大きな責任が課されているように思えます。ところが残念なことに、世界の人々の多くは、私たちが想像している以上に原爆や核兵器の本当の恐ろしさを知りません。原爆投下は戦争終結のために必要なものであったと信じて疑わない「原爆正当論」も未だに根強く存在しています。
 核兵器の悲惨さ、愚かさ、虚しさを全世界に知らしめること。そのために私たちは原爆の犠牲となった「HIBAKUSHA」の声を、平和への願いを、次の世代にしっかりと伝えなければなりません。
 2016年5月、当時のアメリカ合衆国大統領オバマ氏が広島を訪れました。現職の大統領として初めての来訪は歴史的なニュースとなり、オバマ氏が被爆者を抱き寄せた光景は、核兵器廃絶への大きな一歩だと世界中で大々的に報じられました。多くの人がこの光景に希望の光を感じたはずです。それは、彼が世界のリーダーとして被爆地「HIROSHIMA」を自分の肌で感じ取り、平和の尊さを自らの言葉で伝えたからです。
 新型コロナウイルス感染症の世界的な流行・まん延に伴い、多くの国々は自国優先主義に傾きつつあります。核兵器による軍事武装を強化する動きも懸念されています。今こそ「HIBAKUSHA」の思いをすべての日本人が共有し、恒久平和への願いを世界に届けなければならない、そのように強く感じています。

posted by 東川 裕 at 08:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする