2022年09月22日

9月議会が終了しました

 9月議会が終了し、条例改正や補正予算、人事案件、令和3年度決算等がそれぞれ原案どおり可決、同意、承認いただきました。その中でさまざまな意見が開陳され、特に決算委員会では令和3年度決算の結果をどのように次につなげるのかが熱心に議論されました。しっかりと今後の行政運営に活かしたいと思います。令和3年度の一般会計決算は約11億52000万円の実質収支黒字となり、平成23年度に41年ぶりに黒字を計上して以来、11年間連続の黒字を計上することができました。今回、黒字幅が大きくなったのは、コロナ禍の影響もあり、事業の縮小や中止等で不用額が大きくなったこと、国からの交付金が拡大したことなどが要因であり、少し異例な状況であったと思います。一方で、市税収入(市民税、固定資産税)は、これもコロナ禍の影響かやや減少しており、残念ながら自主財源が乏しい状況には変わりなく、国からの依存財源に頼る財政構造の打破にはまだまだ至っていません。これから大きな事業が待ち構えている中で、厳しい財政運営が当分続くことが予想されます。本市の最大の課題である「自主財源の確保」をしっかりと進める必要性を改めて感じました。

posted by 東川 裕 at 16:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今般の事件報道に関するお詫び

 今回、本市の市議会議員が「加重収賄」の疑いで逮捕されたことに大変驚いております。市民及び関係者の皆様にご心配、ご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます。市としましては捜査状況を注視して見守ると同時に、引き続き捜査に全面的に協力いたします。詳細が明らかになりましたら、理事者側としての対応をしっかりと行っていきたいと考えています。

posted by 東川 裕 at 13:35| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月01日

変化し進化する御所へ

 近世のたたずまいが残る「御所まち」で、このところさまざまな動きが活発化しています。古民家長屋を改築したカフェ、御所の食材を活かした定食屋、酒蔵の敷地内の本格フレンチレストランなどが立て続けにオープンしています。10月下旬には、廃業した銭湯をリノベーションし、2棟の宿泊施設とイタリアンレストランが一体的に整備された「GOSE SENTO HOTEL」がいよいよ開業します。銭湯を中心に「泊・食・湯」が御所まちの中に点在する分散型ホテルとして全国でも珍しい企画で、これらは全て民間事業者によるものです。行政としても、今後「御所まち」の「重要伝統的建造物群保存地区」への指定を目指しつつ、地元の誇りをさらに醸成させながら、外部からの観光需要にも対応できる地区として整備を進めていく予定です。
 その他にもさまざまな事業が動き始めています。新庁舎を含む近鉄御所駅・JR御所駅周辺の再整備。雇用を確保するための産業集積地。葛城山や「かもきみの湯」周辺の観光スポット。加えて、京奈和自動車道御所南ICのフルインター化が起爆剤となり、企業進出の可能性もさらに広がってきました。市内外からの就業の機会を増やすことで、本市の課題でもある市民所得の安定と流入人口・関係人口の増大にも期待が膨らみます。また、御所市には全国に胸を張れる歴史や自然の財産が点在しており、観光施策にもまだまだ伸びしろがあります。もちろん、ここに挙げた産業や観光関係のエリアだけではありません。今後、さまざまな行政課題と「拠点づくり・ゾーニング」を重ねることで、一歩ずつ市全体のまちづくりにつなげていきたいと考えています。

posted by 東川 裕 at 08:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月15日

県域水道一体化に向けて

 以前ご紹介した「奈良モデル」(県と市町村が連携・補完しながら行政事務を進めていく新しい地方自治のシステム)で、今最も注目されているのが、県域水道の一体化です。私も検討部会の一員として、前向きに議論に参加しています。
 水道事業の県一体化のきっかけとなったのは、自治体がそれぞれ単独で事業を進めていては、近い将来経営が行き詰まり、水道事業が継続できないのではないかという危機感です。古い水道管を新しく布設替えし、漏水を防ぎながら市民のみなさんに安全に上水を届けるためには、老朽化した施設を一定のペースで更新していく必要があります。その指標となるのが「管路更新率」ですが、奈良県の各自治体においては、残念ながらこの更新率が全国平均に比べて非常に低いのが現状です。このままでは、漏水による水道料金の上昇問題だけでなく、例えば南海トラフ等の大地震が起きたときには、県内各所で水道管が破裂し、市民生活に大きな影響を及ぼすことが危惧されます。東日本大震災の時には、日常生活はもちろんのこと、火災発生時に消火用の水が確保できず、多くの自治体が甚大な被害を受けたという話を現地の水道担当者からうかがいました。このような事態を回避するためにも管路の更新は着実に進めていかなければなりません。
 また、一体化により経営を合理化することで、単独経営よりも水道料金を低く抑えられるというメリットがあります。これには市町村間で抑制金額に較差がありますが、管路更新率を少なくとも全国レベルにまで引き上げ、持続可能な水道インフラを維持することで全ての自治体に恩恵があると確信しています。また、一体化を進めることで国や県から多額の交付金が投入されることも大きなメリットです。市民のみなさんや議会にご理解いただくには、このまま単独経営を進めた場合と、一体化して進めた場合を比較してお示しすることが大切になります。いずれにしても、水道事業は市民生活に大きく関わる非常に重要な問題です。本市の議会では特別委員会も設置されました。慎重にかつスピード感をもって議論を進めたいと思います。

posted by 東川 裕 at 15:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月10日

コロナ第7波とウィズコロナの対応

 新型コロナウイルス第7波が今までにないスピードで急激に広がっており、身近なところでも感染者や濃厚接触者が増えていると実感しています。いつまで感染者の数を意識するのかと思いつつも、発表される感染者数の報告をチェックする日々が続いています。ただ、社会の反応も、少しずつ変化してやや落ち着き、今までのように過剰に敏感になるのではなく、一歩進んだウィズコロナの段階を迎えているようにも感じます。決して油断するのではなく、今まで以上に感染予防の意識を強く持ちつつ、正しくウィズコロナに対応していかなければなりません。市政を預かる立場で感染予防を考える時、まず大切なのは、市民に寄り添うことと同時に、できるだけ市民サービスに悪影響が出ないように心がけることであり、そのような意識を常に持ちながらこの第7波を乗り切りたいと思います。
また、感染者が増えるなか、今後予定しているさまざまなイベントや行事への対応をどうするのか慎重に検討しなければなりません。もちろん、状況を的確に判断し、感染拡大を防ぐことを第一に考えなければならないのは言うまでもありません。ただ、ウィズコロナの段階に入れば、安直に中止の判断を下すだけではなく、感染予防に取り組みながら、工夫して何とか実施できる方策を探る段階に移行してくると考えます。それぞれの事業主旨を大切に、まずは実施する方向で考え、工夫をした上で判断したいと思います。一方で、別の観点から、毎年ルーティーンのように続けていた慣習的な作業や、今の時代に適さなくなっている行事については、さまざまな価値や社会的ルールが大きく転換するこの機に、思い切って見直すことも必要だと感じています。

posted by 東川 裕 at 14:50| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする