2018年11月29日

平成最後の師走

 まもなく平成最後の師走を迎えます。来年は5月から平成に代わって新しい元号となり、10月には消費税増税が控えています。何かと慌ただしい一年になりそうです。

 スポーツ界ではラグビーワールドカップ2019日本大会が開催され、その次の年には2020年東京オリンピック・パラリンピック。そして2025年の大阪万博開催が決定しました。1970年の大阪万博の提案者であり、中心となって企画運営に当たられた御所市出身の堺屋太一先生も、先日「第4回はがきの名文コンクール」の表彰式に出席され、万博開催に伴う夢を熱く語って大変喜んでおられました。少年のように熱弁される先生の表情は、エキスポ'70を成功に導いた時を懐かしむように、若々しく楽しそうに活き活きされていました。

 高度経済成長期の終盤に開催された前回の万博テーマは「人類の進歩と調和」で、当時としては夢のような近未来製品が中心でしたが、7年後の万博テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」と医療や健康を意識した現実的なものとなっており、時代の流れを感じます。大阪万博と同時に日本初のIR(統合型リゾート)が大阪にできる可能性も高いでしょう。また2025年は、いわゆる「団塊の世代」が75歳に達し、本格的な超高齢社会がスタートする年でもあります。その時、御所市はどのような姿になっているでしょうか。多くの懸案事業も少しずつ形を見せているはずです。日本中、世界中からの人々が大阪の夢洲を訪れ、大阪メトロに乗り入れた近鉄けいはんな線を使い、また新しく開通予定の阪神高速大和川線を利用し、間違いなく多くの人々が奈良県にも御所市にも立ち寄られることでしょう。

 来年、元号が変わり、消費税が増税され、ラグビーワールドカップ、翌年にはオリンピック・パラリンピックが開催され、大阪万博が7年後にせまった今、単純にこれらの出来事を他人事として捉えるのではなく、その時々に社会がどう変化していくのか予測し、御所市としてそこにどんな課題があり、そのためには今何を準備しなければならないか、どんなチャンスが訪れるのか、あらゆる可能性を模索する時だと感じています。とかく「人口減」「少子化」などの負のイメージが蔓延していますが、世界的なイベントがすぐ近くで開催されるそんな時こそ、堺屋先生のように活き活きと夢を語ることを忘れてはならないと思います。

posted by 東川 裕 at 14:10| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月19日

市制施行60周年「GO!SAY!FES!」(ごせフェス)

 11月17日、子どもたちの強い願いが天気予報の雨マークを吹き飛ばし、晴天の下で「GO!SAY!FES!御所市60年の誕生祭」が葛城公園で盛大に開催されました。
 小学生たちはスクールや教室で練習したパフォーマンスを、中学生たちはこの日のために猛練習したプロのミュージシャンやダンサーとのセッション。どのステージも、彼らの「本気度」が観客に伝わってくる感動のステージでした。
201811171.JPG 201811172.JPG 201811173.JPG 201811174.JPG
 子どもたちの気持ちにしっかりと応えようと、この日を迎えるまでイベント実行委員のみなさんが何度も打ち合わせを重ね、いいものをと真剣に追求し、準備に全力を尽くされました。当日は、本格的なステージで、自分たちの努力と練習の成果をたくさんの人々の前で披露するこのような機会は、めったにあるものではないでしょう。だからこそ、この日ステージに立った経験は、子どもたちにとって一生の宝になるに違いありません。
 パフォーマンスが終わり、子どもたちと今まで指導してきたプロのミュージシャン、先生、地域の方が抱き合って成功を喜んでおられた姿が非常に印象的に残っています。本番も含め、ここ数か月の間に彼らが今まで経験したことのない仲間との時間は、後の人生に少なからず影響を及ぼすものとなるでしょう。
 未来の御所市を主人公となって担う彼らのパワー、そして頼もしさに感動した一日でした。素晴らしいイベントを陰となって支えて下さったすべてのみなさんに心から御礼申し上げます。
201811175.jpg 201811176.jpg

posted by 東川 裕 at 15:11| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月06日

予算編成

 本格的な新年度予算の編成作業が始まりました。
 予算編成は行政の最大の仕事であり、その時の自治体を体現するものです。本市は平成29年度で7億6,800万円の実質収支となりましたが、財政の弾力性を示す値である経常収支比率は103.6%と県内の市町村では最も悪い数値であり、決して楽観できるものではありません。70%が後に交付税で算入される過疎対策事業債の発行が認められ、若干事業を展開しやすくなったものの、公債費の増加や税収等の減少も予想されます。一方、5つの重点事業に代表されるように必ず進めなければならない大型事業も控えており、経費の削減に努めながらも、着実に事業を進めなければならないという非常に難しい局面に立たされています。
 私は、先日の予算編成会議において、積極的な予算要求を行うこと。補助金等の財源探求に努めること。民間活力の活用。そして、各課がしっかりとコミュニケーションをとることで関係課とも認識を共有し、各課長が高いマネージメント力と強い意志を持って予算要求をするように指示しました。
 これから国や県への陳情活動、庁内打ち合わせ、議会への説明等々、今年は特に慌ただしくなりそうです。

posted by 東川 裕 at 18:17| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月23日

地域の絆

 この秋も市内各所で神社の秋祭りやイベント、運動会など、多くの「祭」が開催されています。神社の祭りはそれぞれ数百年の歴史があり、毎年工夫を重ねた新しいイベントも行われます。そのたびに関係者が集まり、祭りの成功に向けて知恵を出し合われています。
 日本の祭りのルーツは稲作の営みと密接な関係があり、人々が共同で行う苗づくり、田おこし、田植え、草取り、稲刈り等、その過程で豊作を祈願したり感謝したりする習慣が祭りになったのでしょう。そのコミュニティの中で村づくり・まちづくりとして、年貢の調整、災害に対する対応、子育ての協力、高齢者の支援等の文字どおり「政(まつりごと)」が行われ、自治が確立してきました。このようなコミュニティの成り立ちは、世界各国でも見られます。
 祭りだけではなく、新しく生まれたイベントにおいてもコミュニティの醸成は可能だと思います。新たなイベントを企画・運営したり、参加して楽しむ中でコミュニティが生まれ、大小の支え合いの仕組みが自然と生まれ、それが地域の力に成長していきます。現在、日本の中で地域コミュニティが希薄になり、それが原因となって様々な社会問題が生じています。御所市には、都会にはないコミュニティの底力がまだまだ息づいていると思います。古くから受け継がれてきた祭りはもちろん、新しいイベントにおいても地域の絆が深まることを願っています。

posted by 東川 裕 at 10:31| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月25日

秋空のウォーキングイベント

 9月23日、素晴らしい秋空の下、御所市制施行60周年記念事業のウォーキングイベントが盛大に開催されました。
 市内外から多くの方々が参加し、真っ赤な彼岸花と緑の田園のコントラストが素晴らしい葛城の道を中心に神社仏閣をめぐり、日本の原風景や地元の美味しい食材を満喫されたと思います。私も小林の文化交流センターから郵便名柄館まで歩き、九品寺、一言主神社、高鴨神社、橋本院、御所の郷、アクアセンター会場等を巡りました。素晴らしい原風景や神社仏閣の風情がウォーキングで少し疲れた身体を心地よく癒してくれ、改めて本市の素晴らしい景色に感動しました。歩きながら参加者の方々といろんな話をし、また、出会う方々との交流を楽しむことができました。これだけ多くの方が葛城の道を散策されたのは初めてではないでしょうか。
0925-1.jpg 0925-2.jpg 0925-5.jpg
 その来訪者を何日も前から準備をしてくださっている地元の方々が笑顔で「おもてなし」されていました。
 御所市民の「おもてなし」の素晴らしさは歴史的にも何世紀も前から実証されています。神社仏閣の多くに、旅人に食べ物や寝床を無償で提供した記録が残されていますし、御所まちでもお伊勢参りの施行(せぎょう)が全国でも類を見ない質と量で行われました。まさに御所市民のDNAです。
 20年前、私が仲間と始めた「御所まち霜月祭」で受け継がれているコンセプトは「ふるさとの誇りとおもてなしの心」です。自分のまちを愛し、訪れる人々をあたたかく受け入れること。来訪者が自分のまちを褒めてくれたり、おもてなしに感謝してくれることは住人にとって何とも言えない喜びであり、それが故郷の誇りにもつながり、その繰り返しがやがて質の高いまちづくりにつながっていきます。この素晴らしい御所市の風景や歴史とともに、先人達から受け継がれているおもてなしのDNAを次代の子どもたちにもしっかりと引き継いでいきたいと思います。
0925-0.JPG 0925-4.jpg

posted by 東川 裕 at 16:44| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする