2019年04月02日

次代へ繋ぐ質

 平成から令和へ移り変わる平成31年度が始まりました。
 御所市では、第5次総合計画の終盤を迎え、令和3年度からの次の10年を見据える年となります。令和の時代は、わが国が世界でも例のない急激な人口減少の危機に直面し、歴史的に日本の考え方や価値観が大きく転換していく変革の時代となるでしょう。あらゆる価値観を変えなければ生き残れなくなる、非常に重要な節目のときです。すべてのものに「高い質」が求められる時代となる今、将来に繋ぐ「高い質」をこれから構築していくことが重要になってきます。そのため本年度の市役所のテーマを「次代へ繋ぐ質」としました。今までスピードやボリュームが過剰に求められてきたように思います。決してそれらを置き去りにするのではなく、それらを含めて質を高めること。それが新しい価値観の基本となり、令和のスタンダードになる気がしています。
 まちのエンジンとなる行政の「質」を高めることが、御所市というまちの「質」を高めることに繋がります。本年度のテーマをしっかりと意識しながら、各セクションごとに事業への議論を進めるよう指示をしました。

posted by 東川 裕 at 16:22| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月25日

市制施行60周年 感動のフィナーレ

 市制施行60周年の記念事業が3月24日をもって完結しました。1年間驚くほど多くの市民のみなさんがこの事業に携わってくださり、大成功のうちに幕を閉じました。
 早朝から多数の方が舞台となった御所市東部を訪れ、賑わいました。市外から訪れてくださった方々から、御所市民の「おもてなし」のすばらしさを絶賛いただき、吉祥草寺では感動のフィナーレを迎えました。
 改めて御所市の市民パワーを目の当たりにし、地域コミュニティの輪がさらに大きく広がったことを実感できました。このエネルギーこそ、御所市の最も大きな財産であり、今後もまちづくりの根幹をなし、今までもそうであったように御所市の歴史を刻む礎になるでしょう。これから日本の人口が急速に減少するなか、さまざまな変革が求められる今、自治体を持続させていく上で大きなパワーの源であることは間違いありません。大切に次代に伝えていきたいと思います。
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 平成の元号を冠する最後の年度、平成31年度が間もなく始まります。さまざまな大型事業を具体的に進めなければならない大切な年度です。同時に第5次総合計画期間を2年残し、次の10年の方向性を見極める年度でもあります。この機会に改めて御所市の潜在的な力を見つめ直し、それを活かした戦略を明確にしなければならないと感じています。
 その一つが「観光」です。日本中に自慢のできる古代・中世・近世の歴史や自然をはじめ、まちの魅力をしっかりと系統立てて発信する必要を感じています。最大の観光資源である葛城山。自慢のつつじをしっかりと守り、新たな魅力を加える計画にはこれまで議会からもご提案いただいており、今後、県や国の協力もいただきながら準備したいと思います。近世の佇まいが残る御所まち。国の重要伝統的建造物群保存地区の選定をめざし、学術的な調査と住民のみなさんの協力が確実に輪を広げています。その他にも市内各所に点在する観光資源のレベルの高さは60周年記念事業の中でも十分に確認することができました。この事業でさらに強固なものとなった「市民パワー」と、御所市のDNAである「おもてなし」がその主役となると信じています。これからの御所らしい観光戦略にご協力をお願いします。

posted by 東川 裕 at 18:10| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年03月08日

新年度事業と組織の見直し

 本年度の最終月です。行政にとって最も内容の濃い3月は、年度の締めくくり、次年度の流れと予算を提案する3月議会、次年度への引継ぎ作業、24日には市制施行60周年記念事業のファイナルイベントも開催されます。
 3月議会で上程する予定の一般会計の総額は前年比7.2%増の約160億円で、平成14年度以降では最大の額となっています。主なものを挙げますと、近鉄御所・JR御所駅周辺整備事業に係る技術支援、都市計画変更業務、JR御所駅西口広場と跨線橋の測量設計、火葬場整備事業用地造成設計や建設の基本設計、健康増進施設関連の解体費、アザレアホールの改修設計、老人福祉センターの改修工事、旧葛中学校解体工事等々、大きなハード事業が並びます。特に大型事業については年度ごとにスケジュールが徐々に明確になっており、またソフト事業も将来を見据えたものが多く、予算書を見ていると様々な動きがいよいよスタートする緊張感を感じます。1年間、テーマとして掲げてきた「61年目の当事者として」の締めくくりという意味からも、気持ちを込めて平成最後の年度末を過ごしたいと思います。

 これからの行政のテーマとして「量より質」ということを掲げています。次年度からの大きなテーマであり、より具体的な施策が求められます。そんな動きを進めていく上で大切なことは @データや統計をしっかりと活用して、確実なエビデンス(根拠)とそれに基づく方向性を示すこと A情報に敏感になり、それを御所バージョンに加工すること B何より市民の側に立って現場を知ること C今後の展開を予測し、将来の変化に対応できるよう備えること そのようなことが「質」の施策を進めていく上でのヒントになると考えています。

 次年度から市役所の組織を少し見直します。多くの大型投資的事業を進めていく上で、事業の円滑な推進を図るため相互支援体制を構築しやすいように心がけ、組織の再編を行います。市民のみなさまには、当初は戸惑われることがあるかもしれませんが、ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

posted by 東川 裕 at 16:47| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月12日

堺屋太一先生

 堺屋太一先生がご逝去されました。突然の訃報に驚きを隠せません。
 昨年11月、アザレアホールで行われた「はがきの名文コンクール表彰式」でお会いし、郵便名柄館で受賞者のみなさんと歓談されていたのが、つい昨日のことのように思い出します。その日に2025年の万博が大阪に決まり、自らが企画運営に当たられたEXPO'70の話を熱く語られていました。恒例のイベントとなった「はがきの名文コンクール」をさらに盛り上げていきましょうとお約束したことが忘れられません。御所をこよなく愛し、いつまでも夢を追い続けておられた堺屋先生のご冥福を心からお祈りいたします。

合掌

posted by 東川 裕 at 10:38| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月08日

コミュニティの力

 昨年の大晦日、寒さが厳しい中で、西寺田地区で86歳の女性が行方不明になりました。当初、捜索は難航しましたが、依頼を受けた自治会のみなさんが捜索にあたってくださり、無事に発見、保護され尊い人命が救われました。普段から防災訓練などを熱心に実施し、団結力のある自治会ならではの活動です。昨日、市長室で感謝状を贈呈させていただきました。
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 また本年1月、小林地区で発生した火災の際には、取り残された高齢者を地元の住民が自らの危険を顧みず救出し、消防署から感謝状が贈られました。

 これらはコミュニティの結束力のなせるものであり、いざという時「地域力」が人命を救う活動につながります。人口が減少し、高齢化が進むなか、このような「地域力」はますます重要なものといえます。そのうえで地域と行政、警察、消防等の連携をさらに深める必要性を実感しました。改めて深く感謝申し上げる次第です。

posted by 東川 裕 at 17:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする