2019年10月22日

御所市の凄さ

 年に数回、東京で行われる講演会などにお邪魔し、御所市のPRをさせていただく機会があります。そんな時、決まってお話しするのは、本市が大和政権以前から豪族たちが活躍し、天皇家と良い関係を保ちながら、日本の礎を築いた重要な意味を持つ地域であることです。大陸からの先進技術を伝えた当時のハイテクタウンであり、修験道の開祖である役行者が生まれ、修行を行ったところでもあります。いまだにその当時の神秘性を受け継ぐエリアであることをお伝えし、御所市のイメージを膨らませていただきます。そして、神武天皇が即位され、ホホマの丘から「秋津のトナメのごとし」と国見をされたところであり、(今更、橿原市と張り合う気持ちは毛頭ありませんが)橿原神宮は実は御所市柏原の神武天皇社であることをお話しすると、想像以上に驚かれます。御所市は、記録に残る史実以前からの神秘に満ちた奥ゆかしい魅力を改めて感じることができます。これが御所市の大きな特徴であり、先人達が受け継いできたように、この風土を粛々と次代に引き継いでいきたいものです。そのためにも、私たち住民がその素晴らしさをしっかりと学び、子どもたちに伝えていくことが本当に大切だと感じています。

posted by 東川 裕 at 09:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月17日

台風19号

 猛烈に降り続く雨により各地で河川の堤防が決壊し、広範囲で甚大な災害が発生した台風19号。亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された地域の皆様に心よりお見舞い申し上げます。日を追うごとに死亡者数が増え、テレビの画面からは恐ろしい被害の状況が映し出されています。本市では大きな被害はありませんでしたが、特に曽我川の増水や山間部の土砂災害に警戒が必要でした。「経験のない雨量」という言葉が空しく聞こえます。根本の原因である地球規模の環境問題に、今こそもっと緊張感をもって取り組まなければならないことを強く感じました。市長会を通じて被災地にどのような支援をしていくかを緊急に議論されます。本市でも「この辺は災害が少ない」という根拠のない油断にあぐらをかくのではなく、「いつ大きな災害が起こるかわからない」という気持ちを心がけることが肝心です。

posted by 東川 裕 at 08:51| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月03日

映画「再会の奈良(仮題)」

 映画監督の河P直美さんがエグゼクティブディレクターを務める「なら国際映画祭」の取り組みで、中国出身のポンフェイ監督がメガホンを取り、御所市が主なロケ地となる映画を制作することになりました。お二人の監督を御所市内に案内したところ、たいそう気に入っていただき、市内で撮影していただけることになりました。歴史観や情景、そして何より、御所の人々の温かさが決め手となったようです。
 河Pさんは「地域の人々が映画を通じて地元のすばらしさに改めて気づき、誇りに感じていただきたい。その価値が御所市には十分ある」と話されました。市内で撮影現場に遭遇された際には、温かく見守っていただきたいと思います。映画の公開が今から本当に楽しみです。

 お二人を市内に案内していたときに、私も市民のみなさんの「おもてなし」のすばらしさを再認識しました。決して派手なおもてなしではありませんが、「ようこそわがまちにお越しくださいました」という気持ちのこもった、心が温かくなるものです。このような気持ちは、名勝や絶景にもまして観光に大きな影響を与えるものです。そして、住民自らが地域のすばらしさを発信することが、何よりも力強いプロモーションになります。御所市の大きな財産である「観光」の力を土台でしっかりと支えているのは、やはり地元の「人」なのだと改めて思いました。河P監督がおっしゃるように、本市にはその価値が十分にあるはずです。
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posted by 東川 裕 at 14:14| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年09月10日

平成30年度決算

 9月議会が始まりました。いわゆる決算議会です。
 平成30年度の一般会計実質収支は、約3億9,500万円の黒字となり、平成23年度決算から8年連続の黒字を計上ができました。一定の事業を展開しながら何とか黒字を継続できているのは、過疎対策事業債等のように、他に依存する要素が大きいためで、自立した強固な財政構造を構築しているとはまだまだ言えない状況です。特に、財政の弾力性を示す経常収支比率(家庭の家計に例えると給与で日々の生活費がまかなえているかを見る指数)は105.9%と全国規模でも非常に厳しい数字です。一方で大型事業をたくさん抱えており、更なる合理化と財源探求を進めなければなりません。しかし、タイミングを逃すことなく、将来の御所市の未来を見据え、確実に事業を進めることも非常に大切です。
 今回の議会でも、既に進みつつある火葬場の整備や、近鉄・JR御所の駅前整備の計画、老朽化した施設の改修やバリアフリー化等について議論される予定です。いずれにしても常に財政状況をにらみつつ、慎重にかつスピード感をもって市民サービスの向上に努めなければならないことには変わりありません。

 10月から市民生活に影響が大きい様々なシステムが変更されます。
 最も注目されているのは消費税が10%に増税されることでしょう。今回は特に「軽減税率」というルールが適用され、どれが軽減される消費なのかは、当面、混乱が生じることは容易に想像されます。また、幼児教育無償化についても、子育て応援のメリットは十分理解できますが、新たな補食費(食材料費)の負担等は今までにない制度となります。
 個人的な意見ですが、消費税増税には一定の理解はできますが、その使途についてはもっと社会保障の充実に充てるべきだと思っています。特に、医療や社会保障問題については地域間格差があってはならない問題であり、もっと国がリーダーシップを発揮して、今回の消費税増税についても真っ先にその問題に向き合っていくべきだと考えます。今までに経験のない急激な人口減少や少子高齢化という難題について、将来に先送りしてはならないと強く感じています。

posted by 東川 裕 at 11:46| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月14日

御所の新銘酒「みかけによらず」が誕生

 新しい御所市の特産品、御所(大和)芋の焼酎「みかけによらず」が完成しました。これは市内の農業者団体が御所の農産物を使った6次産業化をめざし、国の補助を受け完成させたものです。
 御所芋(ごせいも)=大和芋(やまといも)は、奈良県が認定する大和の伝統野菜の一つで、古くは奈良時代から天皇への献上品とされており、明治時代以降は櫛羅(くじら)地区で多く栽培されたことから、別名「櫛羅いも」とも呼ばれています。高たんぱくで粘り気が格段に強く、濃厚でありながらクセがなく、とろろ汁にしてもお好み焼きに加えても絶品です。
 ところがこの大和芋、栽培が困難なため希少であり、今まで商品にならない形の悪いものや小さなものの多くは廃棄されていました。そこに目を付け、この由緒ある伝統野菜を広く知ってもらうため、今回焼酎として製品化されたのです。できあがった焼酎は、しっかりと味があり、それでいてすっきりとキレのある見事な仕上がりとなりました。あのゴツゴツした芋の姿からは想像できない、まさに「みかけによらず」です。今秋、500本の限定販売予定ですが、来年からは2000本の生産をめざしています。ぜひご賞味ください。
 御所市は地形、気候、水等、さまざまな農産物にとっての好条件がそろっています。「吐田米(はんだまい)」として有名な質の高いお米に代表されるように、レベルの高い農産物を確実に育む地域です。これを機に、伝統を重んじながらも新しい価値を創造することで農業に携わる人を増やし、遊休農地を少しでも減らすためにも、御所の農産物のすばらしさをさらに広めていきたいと思います。
 詳細は、御所市農林商工課まで。(電話:0745-62-3001〈内線613〉)
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posted by 東川 裕 at 09:41| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする