2019年09月10日

平成30年度決算

 9月議会が始まりました。いわゆる決算議会です。
 平成30年度の一般会計実質収支は、約3億9,500万円の黒字となり、平成23年度決算から8年連続の黒字を計上ができました。一定の事業を展開しながら何とか黒字を継続できているのは、過疎対策事業債等のように、他に依存する要素が大きいためで、自立した強固な財政構造を構築しているとはまだまだ言えない状況です。特に、財政の弾力性を示す経常収支比率(家庭の家計に例えると給与で日々の生活費がまかなえているかを見る指数)は105.9%と全国規模でも非常に厳しい数字です。一方で大型事業をたくさん抱えており、更なる合理化と財源探求を進めなければなりません。しかし、タイミングを逃すことなく、将来の御所市の未来を見据え、確実に事業を進めることも非常に大切です。
 今回の議会でも、既に進みつつある火葬場の整備や、近鉄・JR御所の駅前整備の計画、老朽化した施設の改修やバリアフリー化等について議論される予定です。いずれにしても常に財政状況をにらみつつ、慎重にかつスピード感をもって市民サービスの向上に努めなければならないことには変わりありません。

 10月から市民生活に影響が大きい様々なシステムが変更されます。
 最も注目されているのは消費税が10%に増税されることでしょう。今回は特に「軽減税率」というルールが適用され、どれが軽減される消費なのかは、当面、混乱が生じることは容易に想像されます。また、幼児教育無償化についても、子育て応援のメリットは十分理解できますが、新たな補食費(食材料費)の負担等は今までにない制度となります。
 個人的な意見ですが、消費税増税には一定の理解はできますが、その使途についてはもっと社会保障の充実に充てるべきだと思っています。特に、医療や社会保障問題については地域間格差があってはならない問題であり、もっと国がリーダーシップを発揮して、今回の消費税増税についても真っ先にその問題に向き合っていくべきだと考えます。今までに経験のない急激な人口減少や少子高齢化という難題について、将来に先送りしてはならないと強く感じています。

posted by 東川 裕 at 11:46| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする