2017年11月13日

霜月祭

 11月12日、霜月祭(そうげつさい)、食と農のフェスタ、Go-say(ごせ)ラグビーマルシェが同時に開催されました。天候にも恵まれ、県外からも多くの方がお越しくださり、御所まち一帯が大勢の人で賑わい、活気に満ちた一日となりました。
 市長に就任するはるか昔、19年前に霜月祭の立ち上げに加わった私にとっては、年々盛大に開催されることに大きな喜びを感じています。20数年前、年間数十万人も訪れる葛城山の登山客に、何とか町の中まで来てほしいと、先輩の作った拙い御所まちの絵地図を葛城山の登山口、ロープウェイ駅で配布したのが始まりでした。
 ある時から、画材道具やカメラを持って、私の実家の角から御所まちに入っていく人を見かけるようになり、その方に声を掛けたところ、「素晴らしいまち並みですね」「貴重な町家がたくさん現存してますね」という意外な答えが。半信半疑でというより、むしろ騙されたと思って、仲間と町を歩いてみました。普段、車で行き交い「古めかしいまち」といった印象しかなかったまちが、ゆっくり歩くことで「意外とおもしろいまち」に変わりました。「これはいけるかも知れない」。みんなで話し合い、吉祥草寺にお願いして山伏さん達に近鉄駅前から歩いてもらうように交渉したり、町家の方に玄関先を公開してもらえるようにお願いしました。それから様々な企画が生まれ、住民の方々が自らイベントを盛り上げるようになって、今に至っています。
 このイベントが長年続いているエネルギーの源となっているもの、それは訪れてくれる方々が「素晴らしいまちですね」と誉めてくださる喜びと、来ていただいた方に楽しんでほしいという気持ちだと思っています。
 時が流れて様々な新しい企画が生まれても、第一回から変わらないコンセプトは「故郷の誇りとおもてなしの心」です。当初、市の広報紙に掲載されたキャッチコピーは「帰って来いや今日だけは いっぺん来いよ 霜月祭」でした。今でも、まちづくりの原点は「故郷の誇りとおもてなしの心」にあると信じています。
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posted by 東川 裕 at 17:29| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする