2019年06月28日

「健康」を意識して

 本市の高齢化率はまもなく40%に迫ろうとしています。独居や高齢者のみの世帯が増え、認知症発症者数も増加傾向で、医療費も増大している状況にあります。
 健康・医療の面における御所市の傾向としては、高血圧症、糖尿病の患者の割合が多く、がん検診受診率の低さが目立ち、がんによる死亡率も高くなっています。検診受診率の低さは、健康に対する意識が希薄とも考えられます。また、成人や高齢者だけでなく、子どもの健康においても、3歳児のむし歯罹患率は県内でトップと見過ごすことはできません。これらの現状をしっかり見据えて、本市の健康増進策を考えなければなりません。
 健康寿命を延ばすポイントとして、「栄養ある食事」「適度な運動」「人とのコミュニケーション」がよく挙げられます。ある本では、まず大切なのは「人とのコミュニケーション」と紹介されていました。なるほど、会話の中で食事の話題も出るでしょうし、食事を介したコミュニケーションも考えられます。人に会うことを目的に外出することで適度な運動にもつながり、認知症予防の役割も果たします。全国各地で行われている「いきいき百歳体操」は、地域の人と交流しながら体を動かすことが介護予防・認知症予防につながると好評で、年々参加者が増えています。
 本市では、特に「減塩」と「歯の健康」に力を入れています。市民のみなさんの健康増進は、行政の大きな課題ではありますが、何よりも自分自身のために「健康」に対する意識を深め、できることから少しずつ実践していただきたいと思います。

 市民の要望が特に大きい、新しい火葬場の建設計画を進めています。「かもきみの湯」の少し西側に、「御所の自然と歴史に包まれた、お別れの場所にふさわしい豊かな空間づくり」をコンセプトとした魅力的な施設を考えてまいります。供用開始はまだ4年程度先になりそうですが、できるだけ工期を短くし、コストも抑えられる手法を検討しています。このエリアは歴史が古く、豊かな自然が残る、御所市にとっても重要な地域です。この施設を建設しても周辺と調和するよう、地域の方々と共に考えていきたいと思います。今後とも、特に地元の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
 三室の市民会館跡地には(仮称)防災市民センターを建設予定です。普段は様々なコミュニティーの場として使用できる施設と、500人規模の多目的ホールも完備し、多くの市民の皆様にご利用いただく予定です。いざという時には椅子や舞台を収納できるホールを含め、1000人規模の避難が可能な防災の拠点として運営されます。これから詳細を検討して、できるだけ使い勝手がよく、市民の皆様に親しんでいただけ、いざという時には安心して利用いただけるような施設をめざしてまいります。

posted by 東川 裕 at 16:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする