2019年07月16日

2019骨太の方針

 先月、経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)2019が閣議決定され、先日上京の際に総務省から説明を受けました。次年度の予算編成の基盤となるもので、地方行政にも大きな影響を与えます。サブタイトルは、〜「令和」新時代:「Society5.0」への挑戦〜となっています。以前も書きましたが、やはり「SDGs」や「Society5.0」といったキーワードが何度も出てきました。
 人口減少や少子化の進行を筆頭にデジタル化や地方経済、貿易問題、世界経済、社会保障と財政の持続問題といった直面する課題に対応すべく、その方向性を示しています。特に今回は「Society5.0」を全面的に押し出し、さまざまな分野での実現をめざしています。遠い未来のように考えていた技術革新が、想像以上のスピードでいよいよ現実の問題となっているのは間違いありません。みなさんの最も身近な問題としては、例えばクレジットカードやスマートフォン決済によるキャッシュレス化や、マイナンバーカードを活用した自治体ポイント等のサービス展開などが挙げられます。しかし、最近不正アクセスによるトラブルも報告されていますので、慎重に進めることも同時に求められています。アナログ人間の私にはなかなか馴染みにくい問題ですが、先進事例なども参考にしながら、乗り遅れることなく、かつ安全な形で対応していかなければならないと思っています。

 今年は梅雨に長雨が続き、特に九州地方で大きな災害が発生しました。ここ数年、豪雨による土砂崩れや河川の氾濫などが全国各地で相次いでいます。
 先日、奈良地方気象台長に最近の気象状況について話を伺う機会があり、その中で次の2つの注意点を挙げておられました。
 まず1つは「台風」の変化です。今まで遠い南の海上で発生し、勢力を弱めながら日本に接近していた台風が、海面温度の上昇で日本のすぐ近海でも発生する傾向にあり、避難の心構えができないうちに強い勢力のまま上陸する危険性が高まっているといいます。
 もう1つは「線状降水帯」です。猛烈な雨を降らせる雨雲が同じ場所に長時間かかり続けることで生じる帯状の雨域で、全国どの場所でも発生する可能性があるそうです。
 防災意識を高めるには、最近の気象状況を知っておくことが非常に大切です。台風シーズンを控える今、家族や地域のみなさんと「日頃からの備え」「早めの避難」の重要性を、ぜひ話し合ってみてください。

posted by 東川 裕 at 15:44| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする