2020年08月06日

感染拡大にそなえた心構え

 新型コロナウイルス感染症の拡大状況が全国的に明らかに次の段階に入ったようです。特に都市部では、PCR検査が広まったうえに陽性率が高くなるなど、急激に感染者が増えています。本市は、市民のみなさんのご協力のもと、現在、県内の市では唯一感染者ゼロを継続していますが、いずれは感染者が確認されることも容易に想像できます。その時に備え、今から行政として次のようなことをしっかりと意識しておかなければなりません。
「新しい生活様式」のなかで、一つは、感染予防の意識を緩めることなく、「市民を感染から守る」ということ。今まで以上に市民に寄り添う姿勢で「市民の生活を守る」ということ。そして感染者が出た場合の対応として、「感染を広げない」と同時に「感染者を守る」ことも重要になってきます。どうしても市内で最初の感染者はさまざまな意味で注目され、プライバシーや人権を無視した噂などがSNSで拡散されるなど、重大な人権問題につながりかねません。デマや不確かな情報に惑わされず、人権侵害につながることのないよう、市・県など行政機関からの正確な情報に基づいた冷静な行動をお願いいたします。
奈良県内の感染者の感染経路を見ると、その多くが大阪市内での飲食や会食などの影響を受けています。県内でも、友人との交流や職場、家庭での感染が目立ち始めています。このようなことも踏まえ、まずは私たち一人ひとりが「新しい生活様式」をしっかりと心がけ、経験のない厳しいコロナ禍の夏を乗り切ることが大切です。引き続き、市民のみなさまのさらなるご協力をお願いいたします。
 

posted by 東川 裕 at 16:08| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月07日

コロナ禍での自然災害

 九州地方で記録的豪雨による大規模な災害が発生しています。コロナ禍での自然災害は、いろいろな意味で状況をさらに厳しいものとしているようです。被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
 次から次へと長時間同じ場所で雨雲が発生する「線状降水帯」。この言葉を聞くようになったのはまだ最近のことのように思いますが、この線状降水帯は、いつどこで発生しても不思議ではないと言われています。比較的自然災害の少ない本市でも、いつ発生するか分かりません。今回の議会でも、コロナ禍での避難所運営について議論がなされ、追加補正でさらに備品を整備する予定です。
 災害時の避難のあり方も、「密を避ける」という意味から見直されつつあります。「分散型避難」と言われていますが、避難勧告や指示が発令されたとき、指定された場所に避難するだけではなく、その時々の状況に応じて、避難の仕方を工夫するやり方です。家に留まるのか、親戚や知り合いの家に避難するのか、一時的に車の中で過ごすのか、それぞれの状況に応じて判断してください。ただし、少しでも不安があれば、ためらわずに指定避難所へ移動してください。その際は、各避難所で準備はしていますが、マスクや消毒液、飲料や歯ブラシやウェットティッシュ等、自分で用意できるものはできるだけ持参いただくようご協力をお願いします。梅雨明けまで、そしてその後の台風シーズンに備え、いざという時にどう行動するのか、一度ご家族やご近所で話し合っていただくことをお勧めします。

 

posted by 東川 裕 at 14:59| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年07月03日

第2波に備えて

 6月19日に都道府県をまたぐ移動自粛が緩和され、観光地への外出や無観客でのプロスポーツの開催が可能となり、社会経済活動が大きく動き出したことを皆さんも実感されていることでしょう。少しずつ日常が戻りつつありますが、まだまだ予断を許さない状況です。本市ではこれまで感染者は出ていませんが、東京都では7月2日に新たに107人の感染が報告されました。ただちに緊急事態宣言が発出される状況ではありませんが、感染拡大要警戒の段階にあるとされ、注意が呼びかけられています。
 現在懸念される第2波への備えとして、皆さんがこれまで実践されてきた基本的な感染防止策である、手洗いの励行、3密を避ける、こまめな部屋の換気、熱中症に留意しながらのマスク着用、人との間隔の確保(ソーシャルディスタンス)を決して油断することなく継続していただきますようお願いいたします。

 新型コロナウイルス感染予防のため、次亜塩素酸水の無償配布を実施しています。有効性や安全性についてさまざまな報道があり、使用されている皆さんから不安の声が寄せられていましたが、このたび経済産業省により新型コロナウイルスに対して有効であるとの発表がありました。御所市で配布しております次亜塩素酸水は、当初から、専門機関による試験により消毒・除菌効果と安全性が確認されたものです。引き続き、安心してお使いいただき、感染拡大防止に努めていただきたいと思います。

御所市長 東川 裕

posted by 東川 裕 at 16:51| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

コロナ禍後の未来を見据えて

 令和2年も半年が経過しました。人類史上に残るコロナ禍の6か月間でした。少しずつ日常が戻りつつありますが、まだまだ予断を許さない状況にあります。本市ではこれまで感染者は出ていませんが、決して油断することなく、手洗いの励行、3密の回避、こまめな部屋の換気、マスクの着用、人との間隔の確保(ソーシャルディスタンス)等に、引き続き留意していただきたいと思います。加えて、これからの季節は熱中症への対策も重要となります。適切にエアコンを利用し、周囲の人との距離が十分とれる場合や激しい運動の際にはマスクを外すなど、状況に応じてマスクを使用する新しい生活スタイルを心がけてください。

 コロナ禍後の社会は、生活や社会制度等、さまざまな価値観の転換がさらに進むと感じています。全国的に急激な人口減の動きが顕著になり、これまでの右肩上がりの社会からさまざまな価値観が大きく転換せざるを得ないことは以前からも申し上げてきました。そこへコロナ禍がさらに輪をかけて状況を複雑なものとしています。しっかりと将来を見極め、より広い視野で的確な判断を行うことが、これまで以上に求められています。
 本市においても新型コロナウイルス感染症に対するさまざまな施策を行ってきましたが、さらなる支援策が必要となるかもしれません。今回に限っては「財政力が厳しいからこの程度」という問題ではなく、市民に寄り添う姿勢で政策を取捨選択し、場合によってはさらに多くの財源が必要となります。国の新型コロナウイルス感染症に対応した地方創生臨時交付金の範囲を超えることは容易に想像できます。国においても前例のない財政出動を講じており、今後、本市の財政上の頼みの綱である特別交付税や補助金等にも大きく影響するでしょう。一方で、本市では、中心市街地の再開発をはじめ、避けられない大きな事業展開も待ち受けており、正念場の市政運営、財政運営がすでに始まっていると感じています。

posted by 東川 裕 at 14:02| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月26日

感染予防の心がけは解かずに

 5月25日、全国で緊急事態宣言が解除されました。休業自粛要請が段階的に解かれたことを受け、本市においても市主催事業や公共施設の利用など、適切な感染防止策を講じたうえで順次再開することとなりました。6月からは小中学校も再開することとなり、少しずつ日常の生活へと戻りつつあります。ただし、新型コロナウイルスがなくなったわけではありません。まだまだ気を緩めることなく感染予防に十分気を配る必要があります。現在まで御所市では感染者は出ていませんが、感染者数ゼロを継続するためにも、引き続き、市民のみなさまのご協力をお願いします。

1 ていねいな手洗い、室内の換気をこまめに行いましょう。
2 これから暑くなりますが、できる限りマスクの着用をお願いします。
3 外出の際は、密になる状況を避けるよう心がけてください。
4 他人との距離を確保しつつ、適度な運動を行いましょう。
5 毎日の検温を習慣にし、発熱や風邪の症状がある場合は外出を自粛してください。
6 特別定額給付金に便乗した詐欺が多発しています。ご注意ください。

感染予防には、一人ひとりの行動が何よりも重要です。「新しい生活様式」を心がけながら、引き続き、御所市一丸となって、この非常時を乗り越えていきましょう。

posted by 東川 裕 at 18:37| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月20日

御所市一丸となって

 再び市長としての重責を担わせていただくこととなりました。新型コロナウイルスの影響で選挙戦を急遽変更し、一日だけではありましたが、「御所市一丸となってこの難局を乗り越えよう」と訴えました。4期目の私の仕事は、まずこの難局をみなさんとともに乗り越え、御所市の将来像を目に見える形でお示しすることだと考えています。より一層のご理解とご協力をお願いいたします。

 感染予防のため、今月初めから次亜塩素酸水の無償配布を実施しています。多くのご家庭に少しでも早くお届けしたいと、大型連休から職員が中心となり市内各小学校などで配布を行ってきました。また、多くのみなさんが、近所におられるご高齢の方などへ届けてくださいました。自治会でまとめて配布してくださったところもあります。市議会議員のみなさんも、暑い中ご協力くださいました。
 
 感染予防に役立てていただきたいと、各団体や市内事業所をはじめ、多くの方々からマスク等を寄贈いただきました。医療や福祉、教育の現場に配布し、活用させていただきたいと思います。また、家で過ごす時間を本にふれて楽しんでもらえたらと、小学生以下の子どもたちに図書カードを贈ってくださった方もいます。この非常時にこれほど多くのご好意をいただき、本当に感謝の言葉しかございません。まさに御所市一丸となってコロナと闘っているのだと改めて痛感しています。
 みなさんの感染予防への自粛や心がけのおかげで、今のところ市内での感染者は出ていません。今後も気を緩めることなく、何とか乗り切りたいと願っています。

 新型コロナ対策の補正予算の第1弾として、市独自の子育て世帯への臨時特別給付金や給食費・教材費の年度内無償化、オンライン未整備家庭へのパソコン等の貸与など、子育てと教育に特化した予算を計上しました。今後は水道の基本料金免除(2か月分)のほか、事業者への援助などを検討しています。また、長期にわたる外出自粛の影響で、高齢者のフレイル(虚弱)や認知機能の低下などが危惧されるため、健康長寿への対策も進めていかなければなりません。
 多くのお問い合わせをいただいています10万円の特別定額給付金については、5月22日に申請書を発送する予定です。なお、この給付金に便乗した詐欺が多発しています。市役所から個別にメールを送ったり、電話で口座番号をたずねたりすることは一切ありませんので、くれぐれもご注意ください。
 決して気を緩めることなく、力を合わせてこの難局を乗り越えましょう。

posted by 東川 裕 at 15:51| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月23日

緊急事態宣言から1週間

 安倍首相が全国に向けて緊急事態宣言を発令してから1週間が経過しました。市民生活にもさまざまな影響が出ています。改めて下記の点にご注意いただくようお願いいたします。

1. 最も大切なことは人との接触を極力減らすことです。できるだけ自宅で過ごすよう心がけてください。
2. 新型コロナウイルス感染症の拡大防止および行政機能の維持を目的として、4月20日以降、市役所の各職場において在宅勤務や執務室の分散等を実施しております。ご理解とご協力をお願いいたします。
3. まもなく大型連休に入ります。特に、この期間の行動が後の感染拡大防止に大きな影響を及ぼすと考えられています。外出を控え、自宅で過ごすよう、よりいっそう心がけてください。
4. 外出できない時間が増えるとストレスも大きくなってくると思います。社会で問題になってきているのは児童への虐待と高齢者の健康対策です。気持ちに余裕を持つことを心がけ、ストレスをため込まない工夫をしてください。高齢者は運動不足が懸念されます。家の中でできる簡単な運動を心がけてください。
5. 一人につき10万円の特別定額給付金(仮称)の給付に向けた手続きが政府により進められています。これに便乗した詐欺が多発しているため、不審な電話やメールにはくれぐれもご注意ください。

市外、県外のみなさまへ
 御所市はこれから観光のベストシーズンを迎えます。毎年、多くのみなさまに訪れていただいておりますが、今年はこのような事態になってしまいました。残念ながら、また、失礼ながら、本市への来訪は当分の間お控えいただくようお願い申し上げます。今は、日本中で協力しながらウイルスという見えない敵と闘う時だと思います。誠に恐縮ですが、みなさまのご理解とご協力をお願い申し上げます。

御所市長 東川 裕

posted by 東川 裕 at 19:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月17日

新型コロナウイルス 緊急事態宣言 全国拡大

 全都道府県に緊急事態宣言が発令されました。もちろん奈良県も緊急事態ということです。今回政府が緊急事態宣言対象区域を全国に拡大したのは、府県を越えての移動を抑制し、感染多発地域からの感染拡大を抑えるのが大きな目的だと思います。人との接触を8割減に抑えることが推奨されています。大切なのは不要不急の外出を控え、できるだけ家に留まるということです。改めて、下記の事柄にご協力ください。

1. 不要不急の外出を控え、できるだけ家に留まるよう心がけてください。
2. 「密閉」「密集」「密接」を避けてください。
3. 手洗い、咳エチケットを励行してください。
4. 毎日検温し、体の変化に注意してください。
5. 風邪の症状や発熱が続いている方は、まずはかかりつけ医やお近くの医療機関に電話相談してください。
6. 生活必需品は問題なく流通しています。買いだめなどはしないでください。
7. 自覚症状がなくても感染している可能性があります。「自分がうつらない」とともに「他人にうつさない」ことを心がけてください。
8. この事態に便乗した詐欺にご注意ください。
9. 特に高齢者のみなさんは、家の中でできる簡単な運動を習慣にしてください。

さまざまなストレスを感じておられることと思いますが、ここは我慢の時です。みんなで力を合わせて、新型コロナウイルスと戦いましょう。
一日も早くこの事態が終息しますように、心から願っています。

御所市長 東川 裕

posted by 東川 裕 at 17:21| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月08日

新型コロナウイルス 緊急事態宣言を受けて

 この度、安倍首相から東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、兵庫県、福岡県に対して緊急事態宣言が発令されました。これを受け、市民のみなさんに下記のご協力をお願いいたします。

1. 指定7都府県への不要不急の外出は避けてください。
2. それ以外も、「密接」「密集」「密閉」の状態が考えられる場所へは外出しないようにお願いします。
3. 特に隣接の大阪府へは、多くの市民のみなさんが出かけられる機会が多いと思いますが、大阪で感染し、自覚がないまま市内で感染が拡大することは容易に想像できます。くれぐれもご注意ください。
4. 市内の小中学校は4月13日から5月6日まで臨時休校とします。お子さんのストレス、ご家族様のさまざまな負担増等、大きな影響が考えられますが、ご理解のほどお願いいたします。なお、休校期間については情勢に応じて変更されることがありますのでご注意ください。保育所、幼稚園、学童保育については前回の臨時休校時と同様に運営いたします。
5. 食料品をはじめ生活必需品が急に品薄になることはなく、物流も確保されています。買いだめなどはせず、冷静に対応してください。

 御所市でいつ感染者が出ても不思議でない状況となっています。(市内で感染者が発生しても個人情報保護の観点から、保健所からも詳細が提供されませんのでご理解ください。)前述の「三密」の場所には行かないこと、手洗いうがいを徹底すること、不要不急の外出は控えることなど、自分でできることから始めてください。一日も早くこの事態が終息することを心から願っています。
 市民のみなさんのご協力をお願いいたします。

御所市長 東川 裕
 

posted by 東川 裕 at 13:47| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月01日

新年度スタート

 日々、新型コロナウイルスの脅威が増しています。つい数か月前まで、このような状況を誰が想像できたでしょう。悪影響の規模、期間は予想困難な現状です。今後、あらゆる場面で市民生活に想像以上の影響が表れてくると思います。健康への不安、経済の先行きに対する不安。見えない敵に対して、大きな不安を抱えておられる方も多いでしょう。市民のみなさんの不安に寄り添う姿勢を大切にし、正確な情報の収集に努め、少しでも安心を与えられるよう心掛けたいと思います。

 令和2年度、御所市役所のテーマは「敢為邁往(かんいまいおう)」です。「敢為」とは、困難に果敢に立ち向かうこと、「邁往」とは迷わずにひたすら前に進むということです。脆弱な財政状況の中、長年事業を展開してこられなかった本市にとって、経験のない大型事業を進めることは、さまざまな困難が待ち構えているでしょう。新型コロナウイルスの影響もこれから本格化し、想像できない事態が待ち構えているかも知れません。そんな困難に決して逃げることなく真正面から対峙し、とにかく前へ前へと進んでいかなければなりません。日本中が本格的な人口減を迎える中で、「現状維持を選択する自治体は、退化」を意味します。他の自治体より人口減、少子高齢化が著しく、事業を展開してこなかった本市にとっては、さらにその意味が大きいと言わざるを得ません。常に「敢為邁往」を意識して前へ進むことを楽しめるよう心掛けて令和2年度を乗り切りたいと思います。

posted by 東川 裕 at 18:40| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月03日

新型コロナウイルス

 新型コロナウイルスが猛威を振るっています。世界規模で更なる感染の拡大や、仕事や日常生活への様々な影響がしばらく続くことが予想されます。過剰に反応するのではなく、一人ひとりが体調管理を心がけ、「手洗い」やマスクの着用を含む「咳エチケット」の励行が重要です。「まず自分から」という思いで、冷静に慎重に対応してください。

 本市の財政構造上、必要不可欠な特別交付税の陳情のため、2週連続で上京し、財務省、総務省、議員会館等で陳情活動を行いました。これから大型事業が続き、今まで以上に財政需要が大きくなることもあり、例年より更に切実に熱を込めて陳情したつもりです。
 全国市長会の会議にも出席し、総務省や内閣府のレクチャーを受けてきました。国の新年度予算の特徴として、予想していたとおり「自然災害への対応」「Society5.0」が挙げられます。特にICTやAI、RPAといった技術革新を活用する「Society5.0」は想像以上に前面に押し出されており、ランニングコスト等の問題には課題を残しますが、今進めないと財政上の恩恵も薄くなり、後に大きな格差につながることが予想されます。他にも様々な補助金メニューも用意されそうです。更に今年は解散総選挙が想定され、大型補正予算も想定されますので、様々なメニューが発表されてからではなく、いつでも対応できるように、常に準備をしていきたいと思います。

posted by 東川 裕 at 17:02| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月10日

令和の新時代

 明けましておめでとうございます。令和最初の輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。本年もご理解とご協力の程よろしくお願い申し上げます。
 いよいよ令和の新しい「時代」が本格的に幕を開けました。令和はどんな時代になるのでしょうか。まず気になるのが、昨今の異常気象です。「観測史上初めて」「経験のない」といった言葉が使い古されてきたように思います。CO2問題や森林環境整備も含め、待ったなしのワンランク上の対策や警戒が必要な時代になると思われます。2つ目は内閣府が提唱しているSociety5.0です。狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会に次ぐ、IoTやAI、RPAといった技術革新が中心となる人類第5の未来社会が具体的に動き始めます。日常生活にも大きな影響が予想されます。そして新しい時代の最も大きな変化は、繰り返して言ってきましたが「価値観の大転換」だと思っています。人口が右肩上がりに増え、経済が膨張し続けた長い時代が幕を閉じ、数量や経済至上の今までの価値観では生き残れない本当の「量より質」の時代が到来するのではないでしょうか。「質」が新しい価値として重要視され、一方では「地域のコミュニティ」に代表されるような、長い歴史の中で培われた不変の価値も改めて見直される時代になると感じています。いずれにせよ、「昭和」「平成」がそうであったように、「令和」もそれにも増して激動の時代になることは間違いないでしょう。
 今年は東京オリンピック・パラリンピック、5年後には大阪・関西万博、その先にはリニア中央新幹線開通などワクワクする事柄もたくさん控えています。社会の動きや新しい価値に乗り遅れることなく、不変の価値を大切にしながら、明るく前向きな気持ちで進んでいきたいと思います。

 御所実業高校ラグビー部が花園で大活躍をしてくれました。大きなパワー、勇気をいただいた方も多かったのではないでしょうか。選手たちは見事にやり切ったと思います。いつまで続くのかと思うほどのゴール前での粘り強いディフェンス。「御所実モール」と称される精密なモール。必殺のタックル。コミュニケーションの取れた戦術。日々の厳しい鍛錬の成果を存分に発揮してくれました。誰が見ても「見事な準優勝」です。来年は第100回の記念大会です。竹田監督のラストイヤーに必ずや頂点を勝ち取ってくれると信じています。
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2019年11月18日

祝 御所実業高校ラグビー部 花園出場

 ラグビーワールドカップの興奮が冷めやらぬ中、御所実業高校が見事全国大会への出場を決めました。天理高校との県大会決勝には私も応援に駆け付けましたが、全国大会決勝クラスのようなレベルの高い素晴らしい試合でした。花園での活躍が今から非常に楽しみです。
 12月14日に壮行会を兼ねて、御所実業高校グラウンドで「ラグビーふぇすた」が開催されることになりました。当日はトップリーグで活躍する有名選手やラグビーにゆかりの深い方々がイベントを盛り上げてくださいます。また、小中学生を対象にしたラグビー体験教室も行われます。みなさんもぜひご観覧ください。
 今回のワールドカップで活躍した日本代表選手の中には、高校時代に「御所ラグビーフェスティバル」に参加していた選手も大勢おられます。ラグビーだけでなく、サッカーや野球でも本市のグラウンドで試合や練習を経験しているトップクラスの選手がたくさんおられます。現在、市民運動公園と市民運動場はリニューアル工事を行っており、来春にはより魅力ある施設として生まれ変わります。ここからまた日本を代表する選手が多く生まれることを楽しみにしています。

 令和2年度の予算編成が本格化してきました。
 長年、財政状況の悪い時期に進められなかった大型事業が山積していますが、一般会計で経常収支比率が105・9%という全国でもかなり高い数値であることを鑑(かんが)みつつ、慎重に、しかも将来を見据えて確実に進めなければなりません。平成23年度から連続黒字を計上しながらも経常収支比率が高いのは、元より税収の少ない財政構造に加え、平成30年度においては普通交付税の減収、退職者が多く退職金に伴う人件費の増加が主な要因です。
 今後、火葬場整備、(仮称)防災市民センター建設、駅前の大型整備事業、庁舎の建替えなどの建設事業のほか、社会保障費の増加が予想されるなど、大きな財政需要が見込まれます。補助金や交付金など、あらゆる財源を探求し、過疎対策事業債(上限があるものの100%充当でき、後に70%が交付税に算入される起債)を有効に活用し、少しでも税収を増やすための施策をしっかりと進めていかなければならないと考えています。

posted by 東川 裕 at 17:43| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月22日

御所市の凄さ

 年に数回、東京で行われる講演会などにお邪魔し、御所市のPRをさせていただく機会があります。そんな時、決まってお話しするのは、本市が大和政権以前から豪族たちが活躍し、天皇家と良い関係を保ちながら、日本の礎を築いた重要な意味を持つ地域であることです。大陸からの先進技術を伝えた当時のハイテクタウンであり、修験道の開祖である役行者が生まれ、修行を行ったところでもあります。いまだにその当時の神秘性を受け継ぐエリアであることをお伝えし、御所市のイメージを膨らませていただきます。そして、神武天皇が即位され、ホホマの丘から「秋津のトナメのごとし」と国見をされたところであり、(今更、橿原市と張り合う気持ちは毛頭ありませんが)橿原神宮は実は御所市柏原の神武天皇社であることをお話しすると、想像以上に驚かれます。御所市は、記録に残る史実以前からの神秘に満ちた奥ゆかしい魅力を改めて感じることができます。これが御所市の大きな特徴であり、先人達が受け継いできたように、この風土を粛々と次代に引き継いでいきたいものです。そのためにも、私たち住民がその素晴らしさをしっかりと学び、子どもたちに伝えていくことが本当に大切だと感じています。

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2019年10月17日

台風19号

 猛烈に降り続く雨により各地で河川の堤防が決壊し、広範囲で甚大な災害が発生した台風19号。亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された地域の皆様に心よりお見舞い申し上げます。日を追うごとに死亡者数が増え、テレビの画面からは恐ろしい被害の状況が映し出されています。本市では大きな被害はありませんでしたが、特に曽我川の増水や山間部の土砂災害に警戒が必要でした。「経験のない雨量」という言葉が空しく聞こえます。根本の原因である地球規模の環境問題に、今こそもっと緊張感をもって取り組まなければならないことを強く感じました。市長会を通じて被災地にどのような支援をしていくかを緊急に議論されます。本市でも「この辺は災害が少ない」という根拠のない油断にあぐらをかくのではなく、「いつ大きな災害が起こるかわからない」という気持ちを心がけることが肝心です。

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2019年10月03日

映画「再会の奈良(仮題)」

 映画監督の河P直美さんがエグゼクティブディレクターを務める「なら国際映画祭」の取り組みで、中国出身のポンフェイ監督がメガホンを取り、御所市が主なロケ地となる映画を制作することになりました。お二人の監督を御所市内に案内したところ、たいそう気に入っていただき、市内で撮影していただけることになりました。歴史観や情景、そして何より、御所の人々の温かさが決め手となったようです。
 河Pさんは「地域の人々が映画を通じて地元のすばらしさに改めて気づき、誇りに感じていただきたい。その価値が御所市には十分ある」と話されました。市内で撮影現場に遭遇された際には、温かく見守っていただきたいと思います。映画の公開が今から本当に楽しみです。

 お二人を市内に案内していたときに、私も市民のみなさんの「おもてなし」のすばらしさを再認識しました。決して派手なおもてなしではありませんが、「ようこそわがまちにお越しくださいました」という気持ちのこもった、心が温かくなるものです。このような気持ちは、名勝や絶景にもまして観光に大きな影響を与えるものです。そして、住民自らが地域のすばらしさを発信することが、何よりも力強いプロモーションになります。御所市の大きな財産である「観光」の力を土台でしっかりと支えているのは、やはり地元の「人」なのだと改めて思いました。河P監督がおっしゃるように、本市にはその価値が十分にあるはずです。
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2019年09月10日

平成30年度決算

 9月議会が始まりました。いわゆる決算議会です。
 平成30年度の一般会計実質収支は、約3億9,500万円の黒字となり、平成23年度決算から8年連続の黒字を計上ができました。一定の事業を展開しながら何とか黒字を継続できているのは、過疎対策事業債等のように、他に依存する要素が大きいためで、自立した強固な財政構造を構築しているとはまだまだ言えない状況です。特に、財政の弾力性を示す経常収支比率(家庭の家計に例えると給与で日々の生活費がまかなえているかを見る指数)は105.9%と全国規模でも非常に厳しい数字です。一方で大型事業をたくさん抱えており、更なる合理化と財源探求を進めなければなりません。しかし、タイミングを逃すことなく、将来の御所市の未来を見据え、確実に事業を進めることも非常に大切です。
 今回の議会でも、既に進みつつある火葬場の整備や、近鉄・JR御所の駅前整備の計画、老朽化した施設の改修やバリアフリー化等について議論される予定です。いずれにしても常に財政状況をにらみつつ、慎重にかつスピード感をもって市民サービスの向上に努めなければならないことには変わりありません。

 10月から市民生活に影響が大きい様々なシステムが変更されます。
 最も注目されているのは消費税が10%に増税されることでしょう。今回は特に「軽減税率」というルールが適用され、どれが軽減される消費なのかは、当面、混乱が生じることは容易に想像されます。また、幼児教育無償化についても、子育て応援のメリットは十分理解できますが、新たな補食費(食材料費)の負担等は今までにない制度となります。
 個人的な意見ですが、消費税増税には一定の理解はできますが、その使途についてはもっと社会保障の充実に充てるべきだと思っています。特に、医療や社会保障問題については地域間格差があってはならない問題であり、もっと国がリーダーシップを発揮して、今回の消費税増税についても真っ先にその問題に向き合っていくべきだと考えます。今までに経験のない急激な人口減少や少子高齢化という難題について、将来に先送りしてはならないと強く感じています。

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2019年08月14日

御所の新銘酒「みかけによらず」が誕生

 新しい御所市の特産品、御所(大和)芋の焼酎「みかけによらず」が完成しました。これは市内の農業者団体が御所の農産物を使った6次産業化をめざし、国の補助を受け完成させたものです。
 御所芋(ごせいも)=大和芋(やまといも)は、奈良県が認定する大和の伝統野菜の一つで、古くは奈良時代から天皇への献上品とされており、明治時代以降は櫛羅(くじら)地区で多く栽培されたことから、別名「櫛羅いも」とも呼ばれています。高たんぱくで粘り気が格段に強く、濃厚でありながらクセがなく、とろろ汁にしてもお好み焼きに加えても絶品です。
 ところがこの大和芋、栽培が困難なため希少であり、今まで商品にならない形の悪いものや小さなものの多くは廃棄されていました。そこに目を付け、この由緒ある伝統野菜を広く知ってもらうため、今回焼酎として製品化されたのです。できあがった焼酎は、しっかりと味があり、それでいてすっきりとキレのある見事な仕上がりとなりました。あのゴツゴツした芋の姿からは想像できない、まさに「みかけによらず」です。今秋、500本の限定販売予定ですが、来年からは2000本の生産をめざしています。ぜひご賞味ください。
 御所市は地形、気候、水等、さまざまな農産物にとっての好条件がそろっています。「吐田米(はんだまい)」として有名な質の高いお米に代表されるように、レベルの高い農産物を確実に育む地域です。これを機に、伝統を重んじながらも新しい価値を創造することで農業に携わる人を増やし、遊休農地を少しでも減らすためにも、御所の農産物のすばらしさをさらに広めていきたいと思います。
 詳細は、御所市農林商工課まで。(電話:0745-62-3001〈内線613〉)
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2019年08月02日

おもてなしの心意気

 市外から来られたお客様に、御所市の魅力を問われたとき、思わず時間を忘れて熱く語ってしまいます。歴史や神社仏閣、自然、地場産品についてはもちろんのことですが、一番の魅力を尋ねられたときは迷わず「人です」と答えています。
 さまざまな形での強い「市民力」は本市の自慢できる財産のひとつだと思っています。同時に、他の市には見られない強い「おもてなし」のDNAも脈々と受け継がれているように感じます。
 古代、市内の神社仏閣で旅の人をもてなしていた歴史、市の文化財にも指定されている「文政13年のおかげ参り施行関係文書」では、他の地域では見られないレベルのおもてなしが行われています。御所市には、歴史的に「おもてなし」の心意気が引き継がれてきたのは間違いない事実です。市外のお客様に時間を忘れて語り込んでしまう私の習性も、先人達のDNAの仕業なのかもしれません。急激な人口減少や少子高齢化が叫ばれる中、その危機感に目を背けることなく対応してかなければならないのは当然ですが、同時にこのように先人達から引き継いだすばらしい歴史や誇れるDNAは、決して忘れてはならない本市の財産だと感じています。

posted by 東川 裕 at 14:17| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月16日

2019骨太の方針

 先月、経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)2019が閣議決定され、先日上京の際に総務省から説明を受けました。次年度の予算編成の基盤となるもので、地方行政にも大きな影響を与えます。サブタイトルは、〜「令和」新時代:「Society5.0」への挑戦〜となっています。以前も書きましたが、やはり「SDGs」や「Society5.0」といったキーワードが何度も出てきました。
 人口減少や少子化の進行を筆頭にデジタル化や地方経済、貿易問題、世界経済、社会保障と財政の持続問題といった直面する課題に対応すべく、その方向性を示しています。特に今回は「Society5.0」を全面的に押し出し、さまざまな分野での実現をめざしています。遠い未来のように考えていた技術革新が、想像以上のスピードでいよいよ現実の問題となっているのは間違いありません。みなさんの最も身近な問題としては、例えばクレジットカードやスマートフォン決済によるキャッシュレス化や、マイナンバーカードを活用した自治体ポイント等のサービス展開などが挙げられます。しかし、最近不正アクセスによるトラブルも報告されていますので、慎重に進めることも同時に求められています。アナログ人間の私にはなかなか馴染みにくい問題ですが、先進事例なども参考にしながら、乗り遅れることなく、かつ安全な形で対応していかなければならないと思っています。

 今年は梅雨に長雨が続き、特に九州地方で大きな災害が発生しました。ここ数年、豪雨による土砂崩れや河川の氾濫などが全国各地で相次いでいます。
 先日、奈良地方気象台長に最近の気象状況について話を伺う機会があり、その中で次の2つの注意点を挙げておられました。
 まず1つは「台風」の変化です。今まで遠い南の海上で発生し、勢力を弱めながら日本に接近していた台風が、海面温度の上昇で日本のすぐ近海でも発生する傾向にあり、避難の心構えができないうちに強い勢力のまま上陸する危険性が高まっているといいます。
 もう1つは「線状降水帯」です。猛烈な雨を降らせる雨雲が同じ場所に長時間かかり続けることで生じる帯状の雨域で、全国どの場所でも発生する可能性があるそうです。
 防災意識を高めるには、最近の気象状況を知っておくことが非常に大切です。台風シーズンを控える今、家族や地域のみなさんと「日頃からの備え」「早めの避難」の重要性を、ぜひ話し合ってみてください。

posted by 東川 裕 at 15:44| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする