2017年02月09日

写真展「宇宙のかけら−御所(ごせ)」

 本市出身の写真家・六田知弘さんの写真展「宇宙のかけら−御所(ごせ)」、3月8日から御所と大阪の2会場で開催します。

 この写真展は、「写真」というアートを通じて御所市の魅力を全国にPRすることを目的に、国の地方創生加速化交付金を活用して行うものです。

 六田知弘さんは1956年御所市生まれ。82年からネパールヒマラヤ山中のシェルパの村に暮らして撮影し、88年に初個展「ひかりの素足−シェルパ」を開催。以降、世界各地を回りながら、美術品や遺跡、壁、石、水、道、人、東日本大震災など、森羅万象を対象に撮影し、国内外で展覧会を開催されるなど、写真家として世界的に活躍されています。
 今回の写真展のために市内各所で撮影された作品には、六田さん独自の視点が捉えた「御所」の姿が感じられます。市民のみなさんにも、ぜひこの写真展を通して、あらためて御所の魅力を感じていただけたらと思います。
 御所まち赤塚邸(御所市本町)と大阪の近代的なアートエリアB1(京阪電車なにわ橋駅コンコース)、2会場での開催により、対照的な空間で違った「御所」の姿を垣間見ていただけるのではないでしょうか。

 期間中には、相田一人(かずひと)さんと六田知弘さんのトークイベントも開催いたします。相田一人さんは、詩人・書家として著名な相田みつをさんのご長男で、現在は相田みつを美術館館長を務めておられます。六田さんとは大学時代の同窓生ということで親交も厚く、このお二人のトークを聴けるのは今からたいへん楽しみであります。
 ふるさと御所の魅力をあらためて発見できるこの写真展にぜひとも足をお運びください。

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2017年02月07日

第70回金剛葛城山下一周駅伝大会

 北京オリンピックのメダリストである朝原選手、よしもと芸人チームらをゲストに迎え、過去最高の123チームが疾走した第70回の記念大会。残念ながら冷たい雨の大会になりました。しかし、参加してくださった選手は雨にも負けず、元気に力走し、沿道では多くの市民が応援。ゴール地点では恒例になった温かい食べ物のおもてなし。多くの笑顔に出会えた素晴らしい大会になりました。
 70回という歴史は、箱根駅伝に続く伝統ある大会と言われています。この輝かしい歴史を引き継いできたのは、歴代大会役員の熱意と御所市民の温かいおもてなしのDNAではないでしょうか。市外から訪れた選手のみなさんからは、口をそろえて感謝の気持ちを伝えていただきます。今年は特に雨の中での作業となり、大変なご苦労をおかけしました。大会に関わる多くの皆さんに心より感謝申し上げます。
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2017年01月31日

特別交付税の陳情

 毎年この時期は、上京して、総務省幹部職員や県選出の国会議員の方々に特別交付税の陳情活動をしています。今年も、総務省と議員会館、自民党本部を回って御所市の現状を精一杯訴えてきました。ご存知のように、特別交付税とは災害等の特別の財政需要がある場合等に交付される地方交付税のことで、本市ではここ数年、県内でも突出した約14億円の交付を受けています。自主財源が乏しく、市税収入も減少している本市にとって、特別交付税は、財政構造の屋台骨を支えている大切な財源となっています。
 そして、今回は特別交付税の陳情とともに、過疎指定の法改正についての陳情も行いました。過疎地域に指定されるように法改正を陳情することは、正直、大きな抵抗感があり、複雑な心境です。現在、全国1718の市区町村のうち、797の自治体(46.4%)が過疎指定を受けています。「過疎」というマイナスのイメージは市民のみなさんにも暗い空気を漂わせるかも知れません。しかし、これは決して後ろ向きの判断ではなく、前向きにこの制度を活用することをご理解いただきたいと思います。過疎指定を受けると特別措置法に基づき、事業に制約はあるものの策定した計画の範囲で「過疎債」と呼ばれる地方債を発行することが許され、他に類のない好条件で事業を進めることができるようになります。もちろん、借金であることには違いなく、その事業種類や財源枠には制限がありますので、慎重に活用しなければならないのは言うまでもありません。財政状況が極めて厳しい中で、5つの事業をはじめ多くの懸案事業を推し進めるには、この過疎債だけでもまだまだ厳しいのが現状です。更なる財源探求を模索し、この過疎債を活用しながら市民に希望を与えるまちづくりを進めるとともに、少しでも早くこの過疎指定から脱却できるよう自立した財政基盤を築かなければなりません。
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2017年01月23日

天使のいる図書館

 葛城地域(御所市・大和高田市・香芝市・葛城市・広陵町)を舞台となった映画『天使のいる図書館』が完成し、映画の舞台でもある広陵町図書館で報道関係者対象の試写会が行われました。NHKの連続テレビ小説「あさが来た」にも出演した主人公の小芝風花さん、横浜流星さんらの若手俳優と、香川京子さん、森本レオさんのベテラン俳優陣による名演技が葛城地域の様々な風景に溶け込み、心温まる映画に仕上がっています。中でも御所市での撮影シーンは多く、普段見慣れた場所や景色がスクリーンに登場するたびに、改めて本市の美しさを再認識できました。ぜひ、市民のみなさんにもご覧いただきたい作品です。2月11日からの公開をご期待ください。

 御所市生活・介護支援サポーター養成講座「ごせ塾」の1回目が開催され、多くの市民の皆さんが受講されました。昨年末の御所市の高齢化率は37.4%。国の平均高齢化予測の10年先の数値に値します。今後、全国的に認知症患者が増え、独居や高齢者だけの2人世帯も増える傾向です。医療・介護の各事業者、行政、地域がしっかりと連携して高齢者を支えるシステム作りがますます大切になってくるでしょう。
 この講座は7年前から開催されており、サポーターの数も徐々に増えてきました。講座は決して難しいものではなく、みなさん和気あいあいと楽しみながら学んでおられます。この輪を着実に広げていきたいと考えています。機会がありましたらぜひご参加ください。
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2017年01月10日

祝 全国3位 御所実ラグビー

 御所実業高校ラグビー部が、花園で見事な活躍を見せてくれました。残念ながら悲願の初優勝の夢は叶いませんでしたが、今大会の優勝校である東福岡高校との準決勝戦は、今大会のベストゲームではなかったでしょうか。24対25の1点差。御所実ファンだけではなく、日本中のラグビーファンに大きな感動を与え、御所の名前を轟かせてくれました。
 私もスタンドで応援させていただきましたが、自分たちよりもはるかに体の大きな選手に臆することなく立ち向かい、ノーサイドまであきらめることなく、果敢に低く鋭いタックルを浴びせ、御所実らしいがっちり組んだモールの威力をいかんなく発揮していました。小さくても勇気をもって全員が一つになって戦う姿は、どこか御所市の姿と重なり、非常に勇気づけられました。今の3年生は、2年生の時に奈良県大会で天理高校に5対6の1点差で敗れ、最後に宿敵の東福岡にも1点差で行く手を阻まれた訳です。この1点の重み、悔しさを糧として、次の道で活かしてほしいと思います。近い将来「日本一」になることを信じ、益々の活躍を楽しみにしています。
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 1月9日、平成29年の成人式が挙行されました。
 今年は市内で252人の新成人が誕生し、華やかな着物姿や凛々しいスーツ姿に身を包んで、久しぶりに会う仲間たちとの再会を楽しんでいました。御所市だけではなく日本全体で人口(特に生産年齢人口)がしぼんでいく中、一人ひとりの質の向上がなければ国力は衰退する一方であり、これからの社会を担う彼らには大きな期待が寄せられています。新成人のみなさんには、20年間見守ってくださった全ての人々に感謝し、今日の日を大人としての新しい権利を得ると同時に責任を担う日と認識して、ふるさと御所市に、家族に、友人に、そして何よりも自分自身に大きな誇りを持ち、それぞれの夢に向かって邁進するように伝えました。彼らこそ次の御所市の主人公であり、当事者です。新成人の将来が輝かしいものになることを願っています。
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2017年01月04日

明けましておめでとうございます

 輝かしい新年の幕開けをお健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。本年もよろしくお願いいたします。
 平成29年。御所市は市制施行60周年を一年後に控え、その準備にかからなければなりません。私はこの60周年を、「脈々と受け継がれてきた素晴らしい歴史を創り上げて下さった多くの先人達に感謝し、次の世代にしっかりと引き継ぐため、“新しい歴史”の道しるべを内外に発信する機会」と捉えています。“新しい歴史”とはどのように創っていくべきか。深刻な人口減の問題に対応する「量」の課題と同時に、御所市オリジナルの「質」の向上を目指し、政策の質、市民サービスの質を高め、質の高い教育で御所市の担い手を育てていくこと。それによって新しい御所市のブランド力を高めていかなければなりません。簡単に結果の出る作業ではなく、時間を要する息の長い動きです。しかし、地方創生を目指し全国の自治体がもがいている今こそ、御所市もこの動きをスタートするときだと確信しています。このタイミングで市長職を担わせていただいていることに責任の重さを痛感すると共に、大きな仕事に立ち向かえることに誇りを感じています。
 今年一年、御所市の将来にとって重要な意味を持つ大切な年と捉え、職員ともども頑張ってまいる所存です。皆様の倍旧のお力添えをお願いいたします。
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<年始の市長訓示>

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2016年12月27日

2016年から2017年へ


 12月議会が終わり、年の瀬と共に新年度予算編成が始まっています。
 私自身、6月に市長として3期目を担わせていただき、改めてその想いを表現する重要な予算です。新しい御所市に向かって5つの事業をはじめ、数々の課題を厳しい財政状況の中で進めていかなければなりません。今までの御所市にないようなダイナミックな動きをつくりつつ、着実に一つひとつ積み重ねていくことが大切だと考えています。市民の皆さんにも明るい希望が持てるよう、その展望を御所市市制60周年(2018年)の際に公表できることを目標としています。今年8月に達成したギネス世界記録に象徴されるように、御所らしくオール御所市で、市民の皆さんと共に歩んでいきたいと思います。来年は御所市にとって、将来を占う重要な年になることは間違いありません。より一層のご理解とご協力をお願いいたします。
 今年一年の皆様方のご協力に心より感謝申し上げ、来る新しい年が皆様にとって御所市にとって素晴らしい一年となるよう祈念いたしまして、今年最後のブログといたします。
 一年間ありがとうございました。良いお年をお迎えください。

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2016年11月28日

はがきの名文コンクール 表彰式

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 昨年に続き、「第2回はがきの名文コンクール」の表彰式が「郵便名柄館」で開催され、北海道から九州まで、日本各地から受賞されたみなさんがお越しくださいました。
 限られたスペースに綴られた文章は、見事に読み手の心に入り込み、それぞれの作品が朗読されると、一人ひとりの人生模様を垣間見るようで、会場に集うみなさんは思わず微笑んだり、目頭を押さえたり、ひとときの暖かい空気が会場に流れました。
 はがきに綴られた言葉には、デジタルの時代に忘れられがちなアナログの本当の素晴らしさを感じることができます。先の東京での発表式でも、すでに作品を拝聴していましたが、素晴らしい作品に改めて聴き入り、込み上げる熱いものを抑えられませんでした。「はがきの名文コンクール」ホームページに今回の受賞作が掲載されていますので、みなさんもぜひご一読ください。
 全国から3万通ものはがきが、御所市の「郵便名柄館」まで届けられ、受賞者のみなさんがこの縁で御所市を訪れてくださいます。堺屋太一先生の故郷を思う気持ちで始まったこの事業は、御所市の名前を全国に発信し、受賞者のみなさんが表彰式で本市を訪れてくださることから、御所市のPRにも大きく貢献しています。この事業はしっかりと続けていくべきだと強く感じています。
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 奈良県では、県全体を元気にしていくため、奈良のPRや魅力向上に寄与する活動や地域での社会貢献、また元気や感動を与えてくれるような活動を行っている個人または団体を「あしたのなら表彰」として、また年齢を重ねた「美しさ」を感じさせ、憧れるようなシニアを「ならビューティフルシニア」として顕彰しています。今年、「あしたのなら表彰」に鴨の宮若衆会が、「ならビューティフルシニア」に伏見の亀谷音一さん(102歳)がそれぞれ選ばれ、御所市でダブル受賞となりました。
 亀谷さんは、毎年高齢者慰問でもお会いしていますが、山仕事と県を代表する腕前のグラウンド・ゴルフで鍛えたはつらつとした方で、まさに健康長寿の手本のような方です。
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 鴨の宮若衆会は、鴨都波神社の祭礼行事の盛り上げに大きく寄与しています。なかでも県の無形民俗文化財に指定されている「ススキ提灯献灯行事」は、彼らの見せ場であり、NHK地域伝統芸能まつりや奈良県大立山まつり等に出演するなど、その名を広く知られています。私自身も、氏子としてこの会の設立に携わっており、今回の受賞は個人的にもたいへん嬉しいものです。
 このように市民のみなさんが奈良県を代表する賞を受賞されることは、御所市の誇りであり自慢です。益々のご活躍をお祈りします。
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2016年11月18日

奥野誠亮先生 ご逝去


 御所市の名誉市民であり、日本を代表する政治家の奥野誠亮先生がお亡くなりになられました。
 自治省の前身である内務省に入省以来、官僚として数々の要職を務められ、政治家に転向してからは生涯無派閥を貫き、文部大臣や法務大臣などの要職を歴任されました。そのぶれることのない政治姿勢は後の多くの政治家にも多大な影響を与えられました。また、現在の地方財政の基盤を築かれた功績は大きく、伝説の人として今も総務省の多くの官僚に敬愛されていました。
 一方、故郷御所市をこよなく愛され、霜月祭に帰郷して多くの市民とふれあうことを楽しみにされていたようです。年を重ねられても周りへの気遣いを忘れず、いつも優しい笑顔で迎えてくださいました。7月に上京してお会いしたのが最後となりましたが、流しそうめんでギネスに挑戦する話を楽しそうに聞いてくださり、美味しそうにアイスクリームを召し上がっておられた姿が忘れられません。
 偶然、お亡くなりになられた時、上京して奥野信亮代議士とご一緒していた私は、奥野誠亮先生の御所市に対する想いを感じずにおられませんでした。御所市の誇りであり、日本の発展に大きく寄与されたご功績に、改めて心から感謝と敬意を表しますとともに、衷心よりご冥福をお祈りいたします。 合掌

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2016年11月11日

ふれあいスクールミーティング


 毎年、市内の小学校に出向いて、「ふれあいスクールミーティング」を実施し、高学年を対象に行政のしくみや財政状況、そして地元の素晴らしさを伝えています。この授業を通して、地域や学校、先生、友達、家族、そして自分自身に「誇り」を持ち、それぞれに「夢」を重ねることの大切さを子どもたちに伝えるのが目的です。
 今回は秋津小学校に伺い、「秋津」や「蛇穴」という名前の由来、数々の古墳、京奈和自動車道などについて話し、歴史上このエリアが日本を代表する素晴らしい地域であること、地域を誇りに思い愛することの大切さを話しました。子ども達は目を輝かせ、熱心に耳を傾けてくれます。また、的を得た高度な質問も出て、私自身も勉強になりました。
 昨今、人口という数の理論のみで地方創生が語られがちですが、同時に質の大切さを強く感じています。日本中の地方が、それぞれ自分の地域を誇りに思い愛することを、教育の現場や家庭、地域で子ども達に伝えていくことがますます重要になってくると考えています。地域の宝である子ども達に、そのことをしっかりと伝えるのが私たち大人の大切な役割だと思います。
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 次年度の予算編成がこれから本格的に始まります。平成27年度決算までは、順調に継続して黒字を計上できましたが、経常収支比率では99.6%とまだまだ厳しい財政運営が続いています。また、先日発表された平成27年国勢調査の結果では、御所市は5年間で11.3%の人口減というショッキングな数字が示され、御所市まち・ひと・しごと創生総合戦略を確実に進めることが急務となっています。同時に、今後は6月に表明した5つの重点事業に代表される第5次総合計画に掲げた事業を着実に推し進めなければなりません。予算編成方針では、経常収支比率97%を下回るように努力しながらも、それぞれの事業が進む予算を示すように指示しました。来年の2月初旬にかけて、市役所の仕事の中で最も重要な作業のひとつが続きます。

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2016年11月02日

地方税財政に関する要望


 地方税財政に関し、「ゴルフ場利用税の存続・堅持」「償却資産に対する固定資産税の堅持」「地方消費税の清算基準の見直し」の3点について、自民党税制調査会の宮沢洋一会長、高市早苗総務大臣他、県内選出の国会議員の皆さんに要望してきました。
 ゴルフ場利用税については税収の7割が所在市町村に交付され、御所市では平成27年度で約1,100万円の税収がありました。ゴルフ場所在地の自治体は過疎地域で財源の乏しい自治体が多く、ゴルフ場があることで、アクセス道路の維持管理や治水等の災害防止対策等の行政需要に対応しなければなりません。ゴルフ場利用税は、消費税との二重課税、あるいはスポーツ振興の妨げになっているため廃止すべきとの声もありますが、消費一般に課せられる消費税とは課税根拠が異なり、ゴルファーには十分な担税力があります。また、18歳未満の年少者や70歳以上の高齢者には非課税とする配慮がされています。
 地方消費税の清算基準については、最終消費地で計上される仕組みでないため、県外消費率の高い奈良県にとっては十分な制度とは言えません。簡単に言えば、大阪で買ったカバンを奈良県で使っているのに消費税は大阪でのカウントになります。平成27年度に一定の見直しはされましたが、まだまだ不十分です。これから税制調査会で議論が展開されますが、引き続きしっかりと声を上げていかなければなりません。

 東京日本橋の「奈良まほろば館」で、昨年に続き、御所市のキャンペーンを行いました。日本橋三越の前、東京の一等地に位置し、多くの買物客で賑わう奈良県のアンテナショップです。御所市の柿やお米の販売を行い、また、市の文化財課による古代豪族の葛城氏に関する講演会を開催しました。昨年に開催したときも大勢の「御所ファン」で賑わいましたが、今回も受講者の約6割の方が既に御所市を訪れた経験をお持ちで、みなさん古代史談義に花を咲かせていました。首都圏での御所市の人気ぶりに驚くとともに、この潜在力をしっかり生かしていきたいと強く感じました。
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posted by 東川 裕 at 17:45| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月25日

はがきの名文コンクール


 「第2回はがきの名文コンクール」の受賞者発表会が東京で開催されました。これは御所市名柄に住まわれていた作家の堺屋太一氏のご提案で昨年から行われているコンクールです。今年も全国から約3万通の心温まる作品が、郵便名柄館に送られてきました。今年のテーマは「明日への願い」。発表会には堺屋氏の他、高市総務大臣、日本郵便株式会社の横山社長も出席してくださいました。
 受賞作品には、短い文章の中にそれぞれの人生模様が見事に表現されていて、作品が朗読されると会場の人々の涙を誘いました。11月27日には郵便名柄館で表彰式が予定されており、全国から受賞者みなさんがお越しくださいます。みなさん、御所市に大変興味を持っておられ、今から楽しみにして下さっています。
 また、御所モラロジー事務所が主催の「家族へ感謝ハガキ」の表彰式があり、市内の小学生の感謝の気持ちがこもった素晴らしい作品が表彰されました。普段はなかなか言葉に出して言えない家族への感謝の気持ちが素直な言葉で綴られ、子どもたちが朗読すると、会場は微笑ましく温かい空気に包まれました。
 電子メールやSNSに慣れてきた昨今、はがきという限られたスペースに文字を綴られた手書きの言葉は、新鮮な感動を与えてくれます。温かみのあるアナログの世界の魅力に触れながら、家族の絆の大切さと素晴らしさを感じることができました。

 近畿国道協議会の総会と陳情のため上京しました。奈良県は全国でも道路整備の遅れている県です。県としては、京奈和自動車道の早期完成、国道168、169号の整備、名阪国道「オメガカーブ」改良等々を中心に要望しています。本市としては、特に京奈和自動車道、橿原高田IC(インターチェンジ)から橿原北ICの早期開通を強く要望しました。来年御所南ICから五條北ICが4つのトンネルで開通すると、和歌山まで一気に開通することになり、橿原高田ICの更なる渋滞が予想されます。同時に渋滞を避けるために、本道を避けて一般道を通行する車両の増加も予想されます。生活道路の交通量の急増を避ける意味からも、本道の早期完成と側道の整備についてお願いしています。道路行政にはなんと言っても予算の獲得が非常に重要です。今後も予算獲得に向け、地道な陳情活動を根気よく重ねていきたいと考えています。
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2016年10月11日

秋祭り


 秋祭りシーズン。市内各所でも五穀豊穣に感謝し、賑やかに秋祭りが営まれています。私も、鴨都波神社秋祭り御輿渡御(みこしとぎょ)に氏子として毎年参加しています。今年も中学生の樽みこし担当として、一日御所まち一帯を練り歩き、楽しいひとときを過ごせました。
 各地で毎年開催される祭りは、多くの人々の手によって長い伝統を守っておられます。その最大の魅力は、当日も含め準備から後片付けまで、祭りを実施するために多くの人々が携わり、世代を越えて、その地域の、場合によっては地域外からもコミュニティが生まれることだと思います。8月に行われた「流しそうめんでギネスに挑戦」もそうですが、「イベント」を通して様々な絆が広がり、その力が地域の力に成長していくのだと思います。高齢化が著しく、御輿の担ぎ手がいなくなるなど、伝統の継承が難しく運営は大変かもしれませんが、地域の方々が工夫しながら、ぜひ、歴史あるこの素晴らしい「イベント」を継承していただきたいと願っています。


 御所市国民健康保険には、次のようなデータがあります。
・「がん」「動脈硬化症」の受診率は、県平均を2割以上も上回っている。
・男性の外来医療費は高いものから「糖尿病」「高血圧症」「慢性腎不全」「脂質異常症」「大腸がん」の順。
・女性の外来医療費は高いものから「高血圧症」「糖尿病」「脂質異常症」「慢性腎不全」「乳がん」の順。
・特に生活習慣病では、県平均を上回っているものが多い。
・1人あたりの医療費は、県内2位の高さ。(国保+後期高齢)
・中でも入院医療費が高い。
 このような状況から、御所市では生活習慣病の予防が大切であることが分かってきました。生活習慣に関わる要素として食生活、運動、睡眠、たばこ、アルコール、歯の健康等があげられますが、本市では、あらゆる生活習慣病の要因である高血圧症に着目して、特に「減塩運動」に力を入れたいと思います。以前から、健康食の試食提供と栄養指導を特定健診の実施と同時に行っています。また、これからも市民全般に食習慣の改善を伝えていく必要があると考えています。
 奈良県が平成27年に実施した減塩教室参加者のアンケートでは、減塩の必要性を感じた人は96%、減塩を実行しようと思った人は78%でした。この差の18%の人は「分かってはいるけど、やめられない」というのが本音であり、濃い味付けに慣れている多くの人はそうだと思います。私は、この18%をいかに減塩の実行に繋げるか、その部分をもっと切り込む必要があると考えています。「減塩」を「塩を断つ」というイメージで捉えれば抵抗がありますが、「適切に塩分を摂取しましょう(適塩)」と呼びかければ抵抗も和らぐのではないでしょうか。
 味付けに塩に替わるハーブやコショウなどの香辛料を使用する。肉の脂肪は高血圧の原因となるが、野菜にはコレステロールを下げたり塩分を体外に排出する働きがあるので、野菜を一緒に食べるなど、「無理せず、楽しく、適量を!」という心構えで正しい塩分摂取法を啓発すれば、さきほどの18%を少しでも減らせるのではと考えます。
 そしてもうひとつお伝えしたいことは、昔の食生活を見直して取り入れてみる。一汁一菜の質素な食生活は、生活習慣病とは無縁だったのではないでしょうか。いわゆる「おばあちゃんの知恵」をもう一度、今の食生活に取り入れ、食文化、健康文化として継承していく、このようなことも考えています。

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2016年09月30日

台風にご注意を


 相次ぐ台風が日本に甚大な被害をもたらしています。
 9月20日には台風16号が本市にも大きな影響を及ぼしました。当日は6時8分に警報が発令され、市役所でも災害対策本部を立ち上げ、午後9時過ぎまで警戒に当たりました。今回は、特に大雨の影響による川の増水、崖くずれ等が発生し、避難勧告や避難指示を出すまでに至りました。幸い人的な被害は免れましたが、床下浸水、崖くずれ、道路の閉鎖、溜池の決壊等が発生しました。
 対策本部では、市内各所に避難所を開設した上で、常時、国土交通省や気象庁が発表するネットのライブ情報で葛城川や曽我川の水位情報や雨雲の状況を壁面に投影し、4班に分かれて市内の巡視を行い、市民の皆さんから入ってくる電話対応をしながら情報を収集し、その都度、現場で土嚢を積んだり、障害物の撤去に当たっています。また、消防や警察、消防団との連携、マスコミへの対応も大切な仕事の一つです。今回は、特に避難勧告や指示を発表したことから、自治会長さんとも連携しながら避難誘導にも当たりました。
 これからの時期も、まだまだ台風が被害を及ぼすことも考えられますし、今までには経験したことのない集中豪雨の可能性もあります。市役所としても精一杯対応に当たりますが、災害対応には一律のルールやマニュアルには限界があります。何よりも大切なのは皆さん一人ひとりの早めの対応と普段からの意識です。一度ご家庭で、もしもの時のことについて話し合われてはいかがでしょうか。
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 今年も市内在住の100歳以上の方々を対象に、高齢者慰問をさせていただきました。現在市内で100歳以上のお年寄りは41名。その内、男性は4名。最高齢は109歳のおばあさんです。毎年、皆さんのお元気な姿に驚かされます。待ちきれずに玄関まで迎えに来てくださったり、大きな声でかくしゃくと喋られたり、薄化粧におめかしをして待っててくださったり。元気な方に共通しているのは、みなさん明るく、よくお喋りをされ、にこにこ笑顔だということです。
 人生の大先輩から、たくさんの元気をいただいた一日でした。
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2016年09月13日

GOSE PRIDE(御所プライド) 市民の集い


 9月10日、大勢の市民のみなさんにご参加いただき、「GOSE PRIDE(御所プライド)市民の集い」が開催されました。
 市民が自らのまちへの誇りを持ち、主体的にまちに関わっていく「シビックプライド」という概念の第一人者である紫牟田伸子さんによる「私達のまちを私達でつくるには」と題した講演の後、「みんなでつくる新しい学校づくり」というテーマで私も参加してトークセッションが行われました。
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 このテーマのとおり、これからの御所市の最大課題である「新しい学校づくり」はオール御所市で行っていきたいと考えています。学校関係者だけではなく、そのプロセスを多くのみなさんと共有すること、関わることで「私達の学校」という意識が生まれ、誇りに繋がり、学校運営にも自然に入っていけると思います。

 教育を地方創生の柱として、日本でもモデルとなる学校。将来の市民としての役割を果たせる子どもを輩出する学校。市外の方から羨望の目で見られる学校。市民が支え、集い、関わる学校。そんな学校づくりを目指して、これからオール御所市で御所市オリジナルの新しい学校づくりがスタートします。「数」だけではなく「質」を求める、小さな自治体のチャレンジです。

 紫牟田伸子さんの講演の中で次のような言葉が印象に残っています。「You are your city」「あなたがまちをつくっている」「シビックプライドは地域のビジョンであって国の押しつけでもスタンダードでもない」「私達がつくったものは私達の誇りになる」 
多くの人がこの運動に関わっていただけることを願っています。

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2016年09月02日

予想以上の反響です


 世界記録達成の反響が未だに大きく、あの瞬間の興奮がまだ冷めません。マスコミやSNSの影響もあり、出会う人出会う人に「ギネス世界記録達成、良かったですね」「御所市の盛り上がりはすごいですね」「御所市の団結力に驚きました」と言っていただき、嬉しい気持ちを抑えきれずにいます。改めて実行委員会のみなさん、ボランティアスタッフのみなさんの偉業に感謝しています。毎月職員に配布する「市長の手紙」でもこの話題にふれ「実行委員会のみなさんが数々の困難に立ち向かいながら、諦めたり、計画を縮小することなく偉業を達成された背景には、彼らの確固たる信念と熱意があり、その貫き通す覚悟がこの事業の成功の原動力となった。私達の仕事にも見習うべきことが多々ある」と伝えました。
 今回大きくパワーアップした、他市に類を見ない市民の力と団結力は御所市の大きな財産です。これからの市政運営にもこの力を存分にお借りして進めていきたいと思います。

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 9月議会が始まりました。27年度決算の承認をはじめ、各種条例の制定、28年度の補正予算等の重要案件を議論していただきます。27年度の一般会計の実質収支は約11億3千万円と御所市史上はじめて10億を超える黒字を計上することができました。しかし、経常収支比率は目標としていた100%は下回ったものの、99.6%とまだまだ厳しい状況であり、国民健康保険事業特別会計では5億2千万円余りの赤字を計上しています。今後は大型事業を抱え、引き続き厳しい財政運営が続きますが、長期的視野に立って知恵を絞り、特に自主財源の確保と財源の探求に留意しつつ、持続可能な行財政運営に努めていかなければなりません。

posted by 東川 裕 at 17:53| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月29日

祝 ギネス世界記録達成!


 「世界一」です。御所市の名前が、3,317.7メートルの流しそうめん記録でギネスに掲載されることになりました。実行委員会のみなさんの何か月にも及ぶ想像を超えるハードな準備。1,500名に達するボランティアスタッフの頑張り。多くの協賛企業のご協力。このイベントに関わった全ての方々の努力が報われました。1回目の挑戦は、ゴールの10メートル余り手前でそうめんがストップしてしまい、一時は不穏な空気に包まれました。そして、2回目は時間的にも後のない最後の挑戦。ゴール地点のトランシーバーには「○○メートル通過」「順調です」と逐一経過が伝えられます。それを聞くたびに、長い道のりに張り付いている多くのスタッフ、いい結果を信じて裏方で支えているスタッフ、竹の伐採、加工、セッティング等のこれまで長い期間の苦労等が思い起こされ、目頭が熱くなりました。
 記録認定が決まった時は、皆さん今までの疲れが嘘のように吹き飛び、素晴らしい笑顔に包まれました。当日は夜遅くまで、多くの方々からお祝いの電話やメールをいただき、誇らしい気持ちで余韻に浸ることができました。このイベントで培われた強固な「絆」はまさに御所市の原動力です。この「絆」がより強固に、より広く成長することが御所市の未来に着実に繋がるものと信じています。みなさん、本当におめでとうございました。そしてお疲れ様でした。
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 内閣府からの支援で特別参与に就任していただいている(株)電通の林秀一特別参与の仲介で、山本幸三地方創生大臣と面会しました。御所市の現状を説明し、厳しい状況の中で、教育による地方創生にチャレンジすることを訴えました。
 いまや御所市だけではなく、日本の地方自治体の多くが人口減、少子高齢化、厳しい財政運営の問題を抱えながら、消滅可能性都市からの脱却をめざし競い合っています。しかしその中では、「数」の理論が先行し過ぎている危機感があり、今こそ政府としても地方の「質」を高めるべきだと申し上げました。御所市は「教育」というテーマの中で地方創生に取り組む旨を伝え、文部科学省だけでなく、内閣府としても後押しくださるようお願いしたところ、山本大臣からさまざまなアドバイスをいただくことができました。
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posted by 東川 裕 at 15:53| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月17日

「流しそうめんでギネスに挑戦」本番がせまってきました。


 今日現在で、当日のスタッフが1000名を超えたとのこと。このようなことは御所市始まって以来の盛り上がりです。市外での反響も大きく、私もさまざまな場面で「御所市すごい盛り上がってますね」「成功を祈っています!」と声をかけていただきます。もう、ここまで来れば信じるのみです。実行委員会のみなさんの壮絶な努力と綿密な計画準備、猛暑の中、大勢のボランティアのみなさんの頑張りに報いるためにも、当日の成功を心から願っています。今回生まれた市民のつながり、一体感は何ものにも代え難い御所市の大きな財産です。8月27日、みなさんと「世界一」の感動を分かち合いたいと思います。
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 急速に進む高齢化のなか、特に認知症に関する課題は、御所市においても重要課題のひとつです。
 わが国では、団塊の世代が75歳を迎える2025年に65歳以上の高齢者の約5人に1人が認知症を発症すると言われており、認知症の人が生活しやすい環境づくりやその家族をサポートする動きが全国的に高まっています。
 本市では地域包括支援センターを高齢者の総合相談窓口とし、認知症サポーター養成講座を開催するなど、地域で支え合う体制づくりを積極的に進めており、少しずつではありますが着実にその効果が見えてきたように感じています。地域に寄り添った福祉の実現には、行政だけでなく、民生委員のみなさんやボランティア団体をはじめ、市民みんなで支え合う地域づくりが必要です。9月21日の「世界アルツハイマーデー」にちなみ、御所市では9月に認知症関連イベントを開催し、ひとりでも多くの人に認知症を理解し、身近なものとして感じていただく機会を設けています。また10月1日は昨年に続いて「RUN伴」を開催し、認知症支援のシンボルカラーであるオレンジ色で葛城公園を染めたいと思います。みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。
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posted by 東川 裕 at 11:23| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月09日

熱中症にご注意ください


 酷暑が続いています。水分補給や適切な冷房の使用で体調管理にご留意ください。また、夕方の集中豪雨や落雷にも注意が必要な時期です。お気を付け下さい。

 先日、葛城青年会議所の主催で、高校生によるまちづくりのシンポジウムがあり、私も大和高田市長、香芝市長、葛城市長、広陵町長とともに参加しました。私は「教育」の視点から、新しい学校づくりに対する意見を高校生と交わしました。地域の方々が集う学校。地域産業の発信拠点。地元食材を使用した給食。学校食堂の一般開放。首長と地域の高校生が意見交換できる場づくり等々。なかなか興味深い発想を聞くことができ、私自身も大変勉強になりました。高校生のみなさんは、単に地元の魅力を再発見するだけでなく、能動的にまちづくりについて考え、他にも「経済」「まちづくり」「広報」「住民参加」等について様々なアイデアを出してくれました。御所市が考える「シチズンシップ教育」と重なる部分が多く、このようなカリキュラムを小学校や中学校に導入することも大切だと感じると共に、御所市は高校を運営していないため、普段あまり意識しない高校生の積極的な考えに感動しました。

 間もなく71回目の終戦の日を迎えます。1945年8月6日、広島に人類初の原子力爆弾が投下され、日本は世界で唯一の戦争被爆国となりました。そして、今年は広島にとって、日本にとって、世界にとって、大きな歴史上の動きがありました。オバマ大統領の広島訪問です。被爆者と抱き合う姿が全世界に発信され、歴史に残るワンシーンとなりました。その際のスピーチも含め、アメリカ大統領の動きが大きくクローズアップされました。世界のリーダーとして彼の振る舞いは立派だと思います。しかし、本当にあの場面をつくり上げたのは、いたずらに「謝罪」を求めなかった日本であり、かつての敵国大統領を笑顔で迎え入れた被爆者の方々だったのではないでしょうか。過去を振り返るよりも、「核兵器廃絶」の未来に向かって前に進むことを選んだ被爆者の方々や、日本人としての「心意気」が根底にあったからこそ、あのシーンが生まれたのだと思います。これは賞賛に値する日本人の価値観であり、受け継がれてきたDNAだと思います。戦争の恐ろしさや愚かさをしっかりと次代に語り継ぐことは非常に大切です。同時に、奇跡的な戦後復興や、最近では自然災害からの力強い復旧を支えてきた、このような日本人の「前を向いて進む心意気」も繋いでいきたいものです。

posted by 東川 裕 at 12:20| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月27日

地方創生


 「若年女性の流出で、2040年には日本の896の自治体が消滅する可能性がある」一昨年、日本創成会議の「増田レポート」発表から人口対策が全国的な動きとなり、その対策と方向性を示すものとして、国、自治体で「総合戦略」が策定されました。本市も昨年末に「御所市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、@若い世代がとどまりたいと思えるまち A安心して子どもを産み育て、みんなが健康に暮らせるまち B地域資源を活用した働く場所の創出で人を呼び込むまち の基本方針に基づき、その具現化に努めているところです。現実を真摯に受け止め真剣に取り組まなければ、本当に自治体として持続することは難しくなると思います。このような動きを否定するつもりはありませんし、御所市の最重要課題として危機感を持って取り組むべきだと思います。ただ、全国規模で人口が縮小する中で、体力を消耗させながら他の自治体と限られたパイの奪い合い合戦を繰り広げるだけでは、本当の地方創生には結びつかないと感じています。人口という「数」は大きな力であることは間違いありません。しかし、こんな時だからこそ、それぞれの自治体の「質」をしっかりと向上させることも並行して進めなければならないと強く感じています。本市では、その「質」を「教育」に求め、着実な地方創生を進めていきたいと考えています。

 御所市はこれから、今までに経験したことのない新しい学校づくりにチャレンジします。ここでも単に「数」の議論ではなく「質」を求め、日本でも類のない学校づくりを市民のみなさんと一緒に進めていきたいと思います。学力の向上はもちろんですが、子ども達が大人になったとき、御所市民としての役割が担えるよう「シチズンシップ教育」という概念を取り入れ、グローバルな視点では、英会話やESD教育(世界的な環境、貧困、人権、平和、開発等の問題を自らの問題として捉え、課題解決することで持続可能な社会を目指す教育)を、ローカルな視点では、御所市の歴史や文化を学び、地域課題の解決を目指すデザイン思考の育成を図っていきたいと考えています。また、就学前の子どもから高齢者までが集えるシンボリックな学びの総合施設等、様々な方向性を検討したいと考えています。まだまだ始まったばかりで、いくつものハードルを乗り越えなければ成し得ない難しい理想かもしれませんが、それらを市民一丸で考えることが出来たなら、それ自体がわがまち御所市の本当の地方創生に繋がるのではないかと思っています。

posted by 東川 裕 at 14:02| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする