2016年08月09日

熱中症にご注意ください


 酷暑が続いています。水分補給や適切な冷房の使用で体調管理にご留意ください。また、夕方の集中豪雨や落雷にも注意が必要な時期です。お気を付け下さい。

 先日、葛城青年会議所の主催で、高校生によるまちづくりのシンポジウムがあり、私も大和高田市長、香芝市長、葛城市長、広陵町長とともに参加しました。私は「教育」の視点から、新しい学校づくりに対する意見を高校生と交わしました。地域の方々が集う学校。地域産業の発信拠点。地元食材を使用した給食。学校食堂の一般開放。首長と地域の高校生が意見交換できる場づくり等々。なかなか興味深い発想を聞くことができ、私自身も大変勉強になりました。高校生のみなさんは、単に地元の魅力を再発見するだけでなく、能動的にまちづくりについて考え、他にも「経済」「まちづくり」「広報」「住民参加」等について様々なアイデアを出してくれました。御所市が考える「シチズンシップ教育」と重なる部分が多く、このようなカリキュラムを小学校や中学校に導入することも大切だと感じると共に、御所市は高校を運営していないため、普段あまり意識しない高校生の積極的な考えに感動しました。

 間もなく71回目の終戦の日を迎えます。1945年8月6日、広島に人類初の原子力爆弾が投下され、日本は世界で唯一の戦争被爆国となりました。そして、今年は広島にとって、日本にとって、世界にとって、大きな歴史上の動きがありました。オバマ大統領の広島訪問です。被爆者と抱き合う姿が全世界に発信され、歴史に残るワンシーンとなりました。その際のスピーチも含め、アメリカ大統領の動きが大きくクローズアップされました。世界のリーダーとして彼の振る舞いは立派だと思います。しかし、本当にあの場面をつくり上げたのは、いたずらに「謝罪」を求めなかった日本であり、かつての敵国大統領を笑顔で迎え入れた被爆者の方々だったのではないでしょうか。過去を振り返るよりも、「核兵器廃絶」の未来に向かって前に進むことを選んだ被爆者の方々や、日本人としての「心意気」が根底にあったからこそ、あのシーンが生まれたのだと思います。これは賞賛に値する日本人の価値観であり、受け継がれてきたDNAだと思います。戦争の恐ろしさや愚かさをしっかりと次代に語り継ぐことは非常に大切です。同時に、奇跡的な戦後復興や、最近では自然災害からの力強い復旧を支えてきた、このような日本人の「前を向いて進む心意気」も繋いでいきたいものです。

posted by 東川 裕 at 12:20| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月27日

地方創生


 「若年女性の流出で、2040年には日本の896の自治体が消滅する可能性がある」一昨年、日本創成会議の「増田レポート」発表から人口対策が全国的な動きとなり、その対策と方向性を示すものとして、国、自治体で「総合戦略」が策定されました。本市も昨年末に「御所市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、@若い世代がとどまりたいと思えるまち A安心して子どもを産み育て、みんなが健康に暮らせるまち B地域資源を活用した働く場所の創出で人を呼び込むまち の基本方針に基づき、その具現化に努めているところです。現実を真摯に受け止め真剣に取り組まなければ、本当に自治体として持続することは難しくなると思います。このような動きを否定するつもりはありませんし、御所市の最重要課題として危機感を持って取り組むべきだと思います。ただ、全国規模で人口が縮小する中で、体力を消耗させながら他の自治体と限られたパイの奪い合い合戦を繰り広げるだけでは、本当の地方創生には結びつかないと感じています。人口という「数」は大きな力であることは間違いありません。しかし、こんな時だからこそ、それぞれの自治体の「質」をしっかりと向上させることも並行して進めなければならないと強く感じています。本市では、その「質」を「教育」に求め、着実な地方創生を進めていきたいと考えています。

 御所市はこれから、今までに経験したことのない新しい学校づくりにチャレンジします。ここでも単に「数」の議論ではなく「質」を求め、日本でも類のない学校づくりを市民のみなさんと一緒に進めていきたいと思います。学力の向上はもちろんですが、子ども達が大人になったとき、御所市民としての役割が担えるよう「シチズンシップ教育」という概念を取り入れ、グローバルな視点では、英会話やESD教育(世界的な環境、貧困、人権、平和、開発等の問題を自らの問題として捉え、課題解決することで持続可能な社会を目指す教育)を、ローカルな視点では、御所市の歴史や文化を学び、地域課題の解決を目指すデザイン思考の育成を図っていきたいと考えています。また、就学前の子どもから高齢者までが集えるシンボリックな学びの総合施設等、様々な方向性を検討したいと考えています。まだまだ始まったばかりで、いくつものハードルを乗り越えなければ成し得ない難しい理想かもしれませんが、それらを市民一丸で考えることが出来たなら、それ自体がわがまち御所市の本当の地方創生に繋がるのではないかと思っています。

posted by 東川 裕 at 14:02| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月15日

流しそうめんでギネスに挑戦


 みんなの夢事業で採択された「流しそうめんでギネスに挑戦」の準備が着々と進められています。多くのマスコミもこの事業に注目し、いくつかのテレビ局で放映されるようです。時間が経つにつれて、このイベントに賛同する輪が更に広がり、文字通り「オール御所」の事業に成長しています。3,500メートルを繋ぐ竹の伐採や加工、当日の会場準備、協賛のお願い、同時開催のイベント等々、準備の作業量は想像以上です。実行委員会をはじめ多くの方々の真剣さと頑張りを見ていると、自然と応援したくなります。また、その広がった輪の中で、大きな目標に向かって進められる準備過程での一体感を見ていると、地域コミュニティーが確実に構築されていくことを実感できます。ギネスの記録を塗り替えることは、素晴らしい挑戦で間違いなく一生の想い出になると思いますが、それ以上に、その過程で生まれた団結力、市民力は今後の御所市にとって大きな財産になると思います。8月27日はその晴れ舞台です。オール御所市で成功を祈りたいと思います。
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 7月21日から26日まで、朝町の市民運動公園で「御所ラグビーフェスティバル」が開催されます。全国の有名実力高校が30校以上参加し、繰り返し練習試合を行います。21日のセレモニーには、日本ラグビー応援ソング「楕円桜」を歌っているシンガーソングライターの渡瀬あつ子さんのステージも予定されています。また、大会中は、多くの方々のご協力により、宿泊場所の確保やボランティアによるおもてなしも行われます。このような動きは、単にスポーツを観戦して楽しむだけではなく、地域が活性化するチャンスです。現在、御所市では、五條市、葛城市、橿原市、奈良県と共にスポーツによる地域活性化についての協定書締結に向けて準備を進めています。ラグビーワールドカップやオリンピック、パラリンピック開催を好機と捉え、ラグビーに限らずキャンプ地やスポーツ合宿などを誘致することで交流人口増、地域の活性化に繋げていきたいと考えています。

posted by 東川 裕 at 17:23| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月01日

6月議会の最中です


 市長選挙の関係で、現在も6月議会の会期中です。この議会で開会日に所信表明を行い、今までよりもやや具体的に「5つの重要事業」について表明しました。議会にも一定の理解を得られたと思っています。と言うよりも、当然やるべき事業であり、むしろ実効性や莫大な事業費に耐えられるだけの体力があるのかが議論されたように感じます。いずれにせよ、議会にも「5つの事業」は市民権を得、議会と共にそのスケジュールを遂行していくことになった訳です。私が今期のテーマとする「決断、実行、実現」、その第一段階をクリアしたと言えます。次に求められるものは具体的な中身の議論と「実行」「実現」へと進む「スピード」です。「5つの事業の決断」も具体的に推し進めなければ、文字通り絵に描いた餅であり、これらをしっかりとスケジューリングできて初めて「決断」の章が終わるのです。これからは財政部局とも調整しながら、スピード感をもってこれらの工程表を作り上げなければなりません。やるべきこと、やらなければならないことが明確になった今、各担当が具体的に更に磨き上げ、連携しながらオール御所市役所で進めていきたいと思います。

posted by 東川 裕 at 17:49| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月16日

特定健診に行きましょう


 今回は市民のみなさんの健康について語ってみたいと思います。
 保険課で、御所市の国保加入者を中心に医療に関する分析を行い、データヘルス計画を策定し、先日その結果について説明を受けました。これまでも健康課題について掲載していますが、改めてその実態を認識していただき、みなさん一人ひとりがそれぞれできることに取り組んでいただきたいと思います。
 分析の結果、改めて御所市の課題が見えてきました。1つ目は平均寿命と健康寿命が国・県と比べて短いことです。2つ目は死亡原因です。国平均に比べ心疾患、腎不全、胃がん、肺がんにかかる人が高い率となっています。3つ目は生活習慣病で医療機関に受診している人が多く、特に心臓病・脳血管疾患・腎臓病の人の約8割が高血圧症となっています。また、1人あたりの医療費が国や県と比べて高く、国民健康保険特別会計を圧迫する大きな要因となっています。

 その対策のひとつとして、平成20年度から特定健診、特定保健指導に力を入れてきた結果、27年度健診受診率は28年5月現在で38.7%と、県内12市で2年ぶりにトップの座を取り返しました。しかし、目標の60%にはまだ及んでいません。

 生活習慣病は自覚症状がなく、症状があらわれたときにはかなり重症化しています。特に、心臓や脳には致命的な症状となってあらわれることがあります。これを防ぐには毎年健診を受けて、自分自身で健康状態を知り、保健指導を受けて生活習慣(食生活や運動習慣)を見直す以外に方法はありません。また、健診受診者のアンケートから、喫煙、多量飲酒、不規則な食事や間食といった習慣が多いことも分かりました。私自身も軽い運動や適量の飲酒に留意することなどを心がけたいと思います。

 今後の取組として、特に3つ目の生活習慣病に大きく影響している高血圧症対策として、減塩に取り組んでいく必要があります。以前からも減塩について提唱してきたわけですが、依然高血圧症の人が多く、私も含め濃い味を好む人が多いのかなあと思います。
 集団特定健診では、薄味でおいしく食べられる食事として今年は「かるしおランチ」を健診後の楽しみとして用意しています。普段食べている味と比べていただき、減塩に取り組んでほしいと思っています。まずは特定健診を受けてください。受診後は、市の保健師・管理栄養士が全力でみなさん一人ひとりに合った健康づくりのサポートをさせていただきます。「10歳若返り教室」と題した生活習慣病予防の講座も実施しています。ご夫婦で、また友人と誘い合ってご参加いただき、自身の健康について考えていただければと思います。
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● 写真は講座の様子

 
posted by 東川 裕 at 18:03| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする